内容説明
本書は、あらゆる場において女性が男性と同等の機会に恵まれ、同等の能力を発揮できるための方策を学際的に探ろうとする試みである。専門分野の異なる４名の女性研究者が、父親／中学・高校の生徒と教員／働く女性と男性管理職／フィットネスクラブ会員と体育指導員を調査対象にアンケートを実施し、男女平等の現状と、女性のエンパワーメントを阻害している要因を探り、ノルウェーでの調査を参考に、解決策を提案する。
目次
序章 女性の自立を目指して
第１章 家庭の機能とジェンダーエンパワーメント
第２章 学校教育とジェンダーエンパワーメント
第３章 女性労働とジェンダーエンパワーメント
第４章 地域活動とジェンダーエンパワーメント
終章 あらゆる分野での男女平等を目指して―ノルウェーの政策を参考に
著者等紹介
神谷治美［カミヤハルミ］
京都学園大学名誉教授、京都家庭裁判所家事調停委員、参与員、京都労働局労使紛争調整委員。同志社大学大学院法学研究科私法専攻修了
島田洋子［シマダヨウコ］
京都学園大学人間文化学部教授。奈良女子大学文学部英語英米文学科卒業。ボストン大学大学院教育学部修士課程修了
石田〓子［イシダキヌコ］
京都学園大学経営学部助教授。同志社大学文学部卒
吉中康子［ヨシナカヤスコ］
京都学園大学人間文化学部教授。京都教育大学教育学部特修体育学科卒業・京都教育大学専攻科修了
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