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出版社内容情報
教師や親のためのLD児援助のあり方と実際。
内容説明
LD(学習障害)を中心に―ADHD(注意欠陥/多動性障害)、アスペルガー障害、自閉性障害。医学・心理学的な視点を基本とした、学校や家庭でできる発達障害児理解と支援・連携のための基礎知識。
目次
第1章 LDとは(LDの歴史、現状と課題;医学からみたLD;心理からみたLD;教育からみたLD)
第2章 LD児とともに(検査と診断;LD児の姿とその支援)
第3章 LD児を支える(学校でのLD児への支援;家族とともに歩む)
第4章 自閉性障害、アスペルガー障害、ADHD(LDの周辺;学校での姿と支援;家庭での支援)
著者等紹介
友久久雄[トモヒサヒサオ]
龍谷大学教授、京都教育大学名誉教授、京都大学病院医師、臨床心理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s2s
0
2005年発行。今読むにはすこし古いか。2012/02/28
aftonpsalm
0
教員向け発達障害入門書。子供がどこでつまづいているか調べた上で指導プログラムが必要なので学校での様子、成育歴、診断理由、検査、指導目標、具体的な取り組みと変化など、障害児ごとの個別の事例が詳しい。LDへの対処法の記述が多め。LDを単なる障害でなく学び方が異なるだけと捉え「こうすれば誰でもわかるはずだ」という先入観を疑い、子供の方が教師に合わせてくれていると考えるべきという教員へのメッセージが最後に述べられている。見え方・聞こえ方・分かり方・覚え方が違うのはLDの人だけではないという考え方は大切だと思う。2012/01/11