出版社内容情報
附属池田小事件遺族が語る事件と被害者支援。
内容説明
被害者は何を求め、支援者はどう受けとめるのか。臨床心理士、ソーシャルワーカー、警察、司法、マスコミ、ボランティア…被害者支援関係者、必読の1冊。
目次
第1章 突然の閃光―事件の概要
第2章 「超混乱期」における支援―家族と被害者を結ぶ支援
第3章 「混乱期」における支援―危機介入の実際
第4章 「二次被害」と向き合う―さらなる「心の傷」を防ぐために
第5章 波紋、そして「つながり」―生活支援の実際
第6章 「家族」と生きる―家族支援の実際
第7章 回復への道程―意味の探求
第8章 回復を支える―被害者からサバイバーへ
第9章 「犯罪被害者中心の支援」を求めて―心の声を聴く
著者等紹介
酒井肇[サカイハジメ]
大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件遺族
酒井智恵[サカイチエ]
大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件遺族
池埜聡[イケノサトシ]
関西学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程前期課程修了(社会学修士)。ワシントン大学(Washington University in St.Louis)社会福祉学部修士課程修了(M.S.W.)、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)社会福祉学科博士課程博士候補。民間心理療法センター/心理カウンセラー・家族カウンセラー、Asian Pacific Development Center,Denver,Colorado/臨床ソーシャルワーカー等を経て、現在、関西学院大学社会学部社会福祉学科助教授
倉石哲也[クライシテツヤ]
関西学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程前期課程修了(社会学修士)。民間心理療法センター/心理カウンセラー・家族カウンセラー、大阪府立大学社会福祉学部助教授を経て、現在、武庫川女子大学教育研究所大学院臨床教育学研究科助教授。大阪府児童措置審査部会委員、兵庫県子どもセンター(児童相談所)児童虐待対応専門アドバイザー等として活動中
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