出版社内容情報
【内容】
〈やっただけの調査〉から〈分析できる調査〉への転換
これからの市民意識調査のあり方を提示する。
学部学生との調査研究により、市役所が実施している「市民意識調査」をめぐる深刻な実態が浮き彫りにされた。本書では、大阪府下44市町村の実態調査を踏まえて、的確な調査設計で丹念な調査を実施すれば、社会調査によって多くの問題発見や政策立案が可能になることを提起している。これは今後の社会調査のあり方を提示した、新たな視点を拓く調査研究の成果である。
【目次】
はじめに
第1章 総合計画策定のための市民意識調査
――大阪府下44自治体の実態
第2章 市民意識調査の舞台裏
――八尾市の事例
第3章 市役所が実施している多様な市民意識調査
――吹田市・羽曳野市・高石市の事例を中心として
第4章 地方の市民意識調査との比較
――香川県市町村調査と大阪府市町村調査
第5章 調査票の実態とその傾向
――大阪府下44自治体の調査票分析
第6章 調査票の質的評価
終 章 市民意識調査の課題と展望
巻末資料
内容説明
編著者は、学部学生との調査研究により、市役所が実施している「市民意識調査」をめぐる深刻な実態を浮き彫りにした。本書では、大阪府下44市町村の実態調査を踏まえて、的確な調査設計で丹念な調査を実施すれば、社会調査によって多くの問題発見や政策立案が可能になることを提起している。これは今後の社会調査のあり方を提示した、新たな視点を拓く調査研究の成果である。
目次
第1章 総合計画策定のための市民意識調査―大阪府下44自治体の実態
第2章 市民意識調査の舞台裏―八尾市の事例
第3章 市役所が実施している多様な市民意識調査―吹田市、羽曳野市・高石市の事例を中心として
第4章 地方の市民意識調査との比較―香川県市町村調査と大阪府市町村調査
第5章 調査票の実態とその傾向―大阪府下44自治体の調査票分析
第6章 調査票の質的評価
終章 市民意識調査の課題と展望
著者等紹介
大谷信介[オオタニシンスケ]
1955年神奈川県生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、社会学博士。現在、関西学院大学社会学部教授。専攻は都市社会学・社会調査論
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