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出版社内容情報
【内容】
これからの「報道」の役割・意味とは――
グローバル化の中の「報道」の社会的影響力とメディアとしての役割、課題について考察する。
メディアのグローバル化という現象は、わが国の報道の現場において日本一国のみの視点でのニュース取材感覚を改めるきっかけをも意味している。グローバル化が進展し、メディアが変容する中で「報道」のもつ役割、意味とは――。本書では、地球規模での「報道」の社会的影響力とメディアとしての役割、課題について考察する。
【目次】
ジャーナリズムの行方を総点検する
一 グローバル時代における報道の意味
1 グローバル社会の進展とメディアの役割…武市英雄
2 メディアとナショナリズム………………鈴木健二
3 グローバル化する世界とマス・メディアの
テロリズム報道……………………………鶴木 眞
4 スポーツ・ジャーナリズムの諸問題……神原直幸
5 国際報道と客観報道主義…………………伊藤高史
二 グローバル時代における報道摩擦
6 文化摩擦とメディア…………………………李 錬
7 国際政治と報道……………………………石澤靖治
8 グローバル化時代の情報格差……………鈴木雄雅
グローバル時代における報道の諸課題
9 オンラインジャーナリズムの展望
――国際報道の視点から……………………橋本 晃
10 地球市民としてのジャーナリスト………北村文夫
11 グローバル社会における
メディアの自由・倫理…………………塚本晴二朗
コラム
メディア言語の表現力…………………………浅野雅巳
テレビのグローカリゼーション
――アメリカ、日本、イギリス、中国における“百万長者”
クイズ……………………アン・クーパー・チェン
人々は何を求めているのか……………………蟹瀬誠一
メディアステレオタイプと日本イメージ……川竹和夫
テクノロジーの発達とメディアの
グローバル化……………………………野中ともよ
索 引
内容説明
メディアのグローバル化という現象は、わが国の報道の現場において日本一国のみの視点でのニュース取材感覚を改めるきっかけをも意味している。グローバル化が進展し、メディアが変容する中で「報道」のもつ役割、意味とは―。本書では、地球規模での「報道」の社会的影響力とメディアとしての役割、課題について考察する。
目次
第1部 グローバル時代における報道の意味(グローバル社会の進展とメディアの役割;メディアとナショナリズム;グローバル化する世界とマス・メディアのテロリズム報道;スポーツ・ジャーナリズムの諸問題;国際報道と客観報道主義)
第2部 グローバル時代における報道摩擦(文化摩擦とメディア;国際政治と報道;グローバル化時代の情報格差)
第3部 グローバル時代における報道の諸課題(オンラインジャーナリズムの展望―国際報道の視点から;地球市民としてのジャーナリスト;グローバル社会におけるメディアの自由・倫理)
著者等紹介
武市英雄[タケイチヒデオ]
1937年生まれ。1960年上智大学文学部卒業。現在、大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科教授、上智大学名誉教授
原寿雄[ハラトシオ]
1925年生まれ。1950年東京大学法学部卒業。現在、フリージャーナリスト、「放送と青少年に関する委員会」委員長、朝日新聞「報道と人権委員会」委員
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