出版社内容情報
【内容】
社会政策学会100年記念大会の前夜祭として行なわれたシンポジウム「ジェンダーで社会政策をひらく」（社会政策学会・佛教大学総合研究所共催）を第I 部として紙上再現し、ジェンダーに関するその後の政策変化や理論動向の新たな書き下ろしを第II 部とする二部構成。ジェンダーの視点から、労働・福祉・家族の各領域を分析する有効性を明らかにし、二一世紀の社会政策を展望する。
【目次】
I シンポジウム／ジェンダーで社会政策をひらく 司会（藤井 透）
開会の挨拶（高橋弘次／高田一夫）
／コーディネーター（浜岡政好／伊藤セツ）
* 職場のジェンダー問題と社会政策（小松満貴子）
* 福祉の視点から（二宮厚美）
* 家族法の視点から（戒能民江）
* 質疑応答
閉会の言葉（西村豁通）
II 理論／ジェンダー視点による社会政策の諸問題
1. 職場のジェンダー問題と労働政策（小松満貴子）
2. ジェンダー視点の社会政策と資本主義の解剖（二宮厚美）
3. ドメスティック・バイオレンスと社会政策（戒能民江）
4. 生活・ジェンダー・社会政策（伊藤セツ）
内容説明
少子化、高齢化の進行するなかでのジェンダー問題。労働・福祉・家族の各領域における新しい政策と理論の動向。
目次
第１部 シンポジウム・ジェンダーで社会政策をひらく（職場のジェンダー問題と社会政策；福祉の視点から；家族法の視点から；質疑応答）
第２部 理論・ジェンダー視点による社会政策の諸問題（職場のジェンダー問題と労働政策―第二期均等法時代へ向けて労働法制改正の論点を考える；ジェンダー視点の社会政策と資本主義の解剖―階級関係とジェンダー視点の理論的交錯；ドメスティック・バイオレンスと社会政策―家族のジェンダー支配と社会政策；生活・ジェンダー・社会政策―広義の労働と労働力再生産論の新展開をめざして）
