出版社内容情報
【内容】
よりよい夫婦関係とはなにか。親になることは人になにをもたらすのか。仕事と家庭は人を幸福にできるか。いま女と男はどこへむかっているのだろうか――――。結婚と家族、人にとってもっとも身近な営みは、また人の生涯を通した発達の舞台でもある。社会・文化と個人という人間の発達を決定づける連鎖のメカニズムを解く鍵をそのなかに探る、結婚・家族研究の新しい地平。
【目次】
序 社会・家族・個人の発達
第１章 社会変動と家族発達
１人間における親子関係の意味と特質／２社会変動と家族 ・個人の変化・発達／３社会変動と家族変動のなかの子ど もの価値／４子どもをもつという選択／５もうひとつの子 どもの価値
第２章 結婚・夫婦関係の心理学
１アメリカの結婚・夫婦関係研究の概観／２ジェンダーと 性（役割）差と夫婦関係の関連／３日本の結婚・夫婦関係 の研究傾向
第３章 母親・主婦・妻であること
１日本の主婦／２日本の既婚女性／３家族か、自分か
第４章 父親であること
１発達心理学と「子どもの養育」／２文化によって異なる 親の役割／３時代とともに変わる親の役割／４父親と母親 は違うのか／５性差から個人差へ／６生物学的な違い／７ 「親性」から「養護性」へ／８父親研究の課題と展望
第５章 職業生活と家族生活
１働く母親をとりまく社会的背景／２職業と家庭生活は働 く母親の心理にどのように影響するのか？／３働く母親と 家族／４職業生活と家庭生活に関する新たな問題／５働く 母親と働く父親の違い／６バランスのとれた職業生活と家 庭生活を営むために
第６章 女性・男性の発達
１家族のなかの個人／２自尊心の根にかかわるジェンダー ／３精神的健康とジェンダー／４変わりつつある性役割・ 変わらない性役割と女性の自己確立
内容説明
よりよい夫婦関係とはなにか。親になることは人になにをもたらすのか。仕事と家庭は人を幸福にできるか。いま女と男はどこへむかっているのだろうか―。結婚と家族、人にとってもっとも身近な営みはまた人の生涯を通した発達の舞台でもある。社会・文化と個人という人間の発達を決定づける連鎖のメカニズムを解く鍵をそのなかに探る。結婚・家庭研究の新しい地平。
目次
序 社会・家族・個人の発達
第１章 社会変動と家族発達―子どもの価値・親の価値
第２章 結婚・夫婦関係の心理学―その理論と実証的研究の展望
第３章 母親・主婦・妻であること
第４章 父親であること―子どもの養育者としての役割
第５章 職業生活と家族生活―“働く母親”と“働く父親”
第６章 女性・男性の発達
