Minerva現代経済学叢書
資本主義にオルタナティブはないのか?―レギュラシオン理論と批判的社会理論

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  • サイズ A5判/ページ数 252,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623027200
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
マルクス理論をベースとしながら,レギュラシオン理論の中に崩芽として潜在しているマクロな社会・国家理論を用いて,発達した資本主義社会・国家の全体像を解剖する。

【目次】
日本語版へのまえがき
まえがき
凡例

第一部 資本主義理論の再定式化の諸相
――歴史的・資本主義的構成体の概念――
第1章 資本主義の危機と理論の危機
第2章 レギュラシオン理論
――新しいパラダイムか?――
第3章 資本主義社会の構造と発展
――ひとつの理論的素描――
第4章 国家と調整
第5章 政治的行為主体
――構造と行為――
第6章 歴史的構成体の危機と変容
第7章 資本主義発展の空間的次元と時間的次元
――世界の貫通的資本主義化――
第8章 フォーディズム国家から「ポスト・フォーディズム」国家へ

第二部 虎にまたがる
――ラディカルな改良主義と社会主義的政治――
第1章 一次元的社会への道か、それとも社会主義的左翼がなお存在するか?
第2章 革命的主体を求めて
第3章 今日、「社会革命的運動」は何を意味するか?
――新しい政治概念の必然性――
第4章 今日における社会主義的政治の手がかりと展望

あとがき
訳注
参考文献一覧
訳者あとがき
人名・事項索引

内容説明

レギュラシオン理論とマルクス国家論を統合する現代資本主義の解剖学。

目次

第1部 資本主義理論の再定式化の諸相―歴史的・資本主義的構成体の概念(資本主義の危機と理論の危機;レギュラシオン理論;資本主義社会の構造と発展;国家と調整 ほか)
第2部 虎にまたがる―ラディカルな改良主義と社会主義的政治(一次元的社会への道か、それとも社会主義的左翼がなお存在するか?;革命的主体を求めて;今日、「社会革命的運動」は何を意味するか?;今日における社会主義的政治の手がかりと展望)