ベルリン 王都の近代―初期工業化・1848年革命

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ベルリン 王都の近代―初期工業化・1848年革命

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784623018543
  • NDC分類 234.06

内容説明

1840年代のベルリンは、ウィーンとならび、大量の人口流入により膨張を続けるドイツ最大の都市として、伝統社会から初期工業化という過渡期にあって、多様な都市民衆のるつぼとなった。ドイツ近代社会の形成過程における民衆の姿と48年革命の意味を一次史料をもとに鮮やかに描き出す。

目次

1 大衆貧困状況下の王都社会(人口、産業、都市構造;王都ベルリンの社会階層構造;民衆生活;王都におけるローカルな政治―救貧制度をめぐる社会的対立)
2 1848年ベルリン革命(市民層のみた「三月」革命;労働者層と革命―ストライキ運動分析;革命の「挫折」―市民軍をめぐる社会的対立)
3 1848年革命の社会史的意味(コレラ・都市・国家;職人労働者と相互扶助組織問題)
エピローグ 首都社会への転換