ニューロン人間 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 423,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622070115
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3045

出版社内容情報

ニューロン=神経細胞の束であるという意味においては、ハツカネズミもサルも人間も同じである。なぜ人間だけが文字を操るまで、進化したのであろうか? 大脳の構造と分子・原子レベルでの機能、行動するとはイメージを描くとはどういうことか、ニューロンを創る遺伝子の力、成長するうえでニューロンの果たす役割、サルから人間への進化の過程を順を追って検討する。

21世紀に入り、ヒトゲノムの解析により、人間の心が理解できるのではないかとも考えられ、またコンピューターの発展により、人間の脳に近い判断を行うことのできる、人工知能の可能性について議論されている。これらの論点について考えるうえでも、筋道をわかりやすく示唆してくれる書である。

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2002年秋、著者来日!
詳細は、みすず書房HPをご覧ください。
http://www.msz.co.jp

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Jean-Pierre Changeux(ジャン=ピエール・シャンジュー)
1936年パリ北部ヴァル・ドワーズのドモンに生まれる。現在 パストゥール研究所神経科学部門部長、コレージュ・ド・フランス教授。大脳および神経系の機能に関する研究で国際的に著名な神経生物学者。著書『考える物質』(産業図書、1991)、『分子と記憶』(同文書院、1991)、『理性と美的快楽』(産業図書、1999)。

訳者:
新谷昌宏(しんたに・まさひろ)
1951年山口県に生まれる。1978年東京医科歯科大学医学部卒業。現在 都立広尾病院神経科部長。神経医学・精神病理学専攻。

内容説明

ニューロン=神経細胞の集合体である、数多くの動物のなかで、なぜ人間だけが文字を操ることができるのか?ゲノム解析や人工知能へ、考える道筋を示す。

目次

第1章 「こころの器官」―古代エジプトからベル・エポックまで
第2章 大脳の分解
第3章 「動物精気」
第4章 行動化
第5章 心的対象
第6章 遺伝子の力
第7章 後発生
第8章 人類創造
第9章 大脳―世界を表現するもの

著者等紹介

シャンジュー,ジャン=ピエール[シャンジュー,ジャンピエール][Changeux,Jean‐Pierre]
1936年パリ北部ヴァル・ドワーズのドモンに生まれる。現在パストゥール研究所神経科学部門部長、コレージュ・ド・フランス教授。大脳および神経系の機能に関する研究で国際的に著名な神経生物学者

新谷昌宏[シンタニマサヒロ]
1951年山口県に生まれる。1978年東京医科歯科大学医学部卒業。現在、都立広尾病院神経科部長。神経医学・精神病理学専攻
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感想・レビュー

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親橋白金(実は加藤國康)

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科学の勝利2009/02/06

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