ギリシアの泉

ギリシアの泉

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784622030317
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

内容説明

自己の無化に到達するために、超越=神を求めたヴェーユにとって、古代ギリシアとは何だったのか?イリアス、アンチゴネー、プラトン研究ほか珠玉の名篇。

目次

1 (『イリアス』あるいは力の詩篇;ゼウスとプロメテウス;エレクトラの嘆きとオレステスの認知;『アンチゴネー』;『エレクトラ』;メレアグロスの『春』)
2 (プラトン;ヘラクレイトス;クレアンテス、フェレキュデス、アナクシマンドロス、フィロラオスにかんする覚書)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅー

7
シモーヌ・ヴェイユによる古典ギリシアの詩篇、哲学に関する論考を集めたもの。今回はそのなかで、スーザン・ソンタグの『他者の苦痛へのまなざし』に引用されていた「『イリアス』あるいは力の詩篇」をのみ読んだ。ヴェイユの抱える暴力、死、正義への思考には運命論的なものがあるようでもあり、ひどく人を不安にさせる論稿だった。2014/11/14

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