イギリス現代史―1914‐1945

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊/高さ 22X17cm
  • 商品コード 9784622020509
  • NDC分類 233.07

出版社内容情報

第一次世界大戦、すなわち大英帝国のたそがれの1914年から、福祉国家へ変容しようとする困難な時代の記録。伝統の価値が急激に崩れてゆく時代を鋭く解剖する。

1987年初版 

※基本図書限定復刊2002年2月:2/8刊

内容説明

本書は、第一次世界大戦すなわち大英帝国のたそがれ、1914年に始まり、福祉国家へ変容しようとする困難な時代の歴史である。戦争と失業に脅かされ、伝統の価値が急激に崩れてゆく時代、しかもなお文明と秩序を愛してやまなかったイギリス国民苦節30年の歴史が生き生きと描かれている。

目次

1 大戦―旧式の戦争:一九一四‐一五年
2 戦争の圧迫:一九一五‐一六年
3 戦う国民:一九一六‐一八年
4 戦後:一九一八‐二二年
5 正常な時代:一九二二年
6 三党政治:一九二二‐五年
7 黄金の五年:一九二五‐九年
8 予想外の危機:一九二九‐三一年
9 中休み

著者等紹介

テイラー,A.J.P.[テイラー,A.J.P.][Taylor,Alan John Percivale]
1906年ランカシアのプレストンに生まれる。ヨークのクエーカーの寄宿学校ブーザム・スクールに入り、シーボーム・ロウントリーの影響を受ける。その後オックスフォードのオーリアル・カレッジに学び、1930年から36年までマンチェスター大学歴史学講師。同大学近代史担当となったルイス・ネイミアの学問的影響を受ける。オックスフォード、モーダレン・カレッジの近代史担当のフェローおよびチューターを長く勤めながら、ガーディアン、オブザーヴァー、ニュー・ステーツマン、タイムズ・リテラリイ・サプルメントに常時書評を寄稿した。「闘争の世紀1850‐1950」に関する多数の著作があり、個性的で傑出した歴史家としての声望が高い。とりわけ、「第二次世界大戦の起源」(1961)は歴史学界にいわゆる「ヒトラー論争」を捲き起こした。そのほか「ヨーロッパにおける覇権のための闘争」(1965)、「ビーヴァブルック」(1972)など。1990年死亡

都築忠七[ツズキチュウシチ]
1926年愛知県に生れる。1950年東京商科大学卒業。その後、プリンストン、ウィスコンシン(M.A.)、オックスフォード(D.Phil)の各大学に留学。一橋大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ノーマン・ノーバディ

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ホブズボームもそうだったと思うけど、左派の歴史家が20世紀を扱うと、やっぱりソ連との関係をどう書くかがポイントになるのかと思った。2020/05/10

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