ニッポン南極観測隊―人間ドラマ50年

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621077757
  • NDC分類 402.979
  • Cコード C0040

内容説明

1956年11月8日、第一次南極観測隊を乗せた観測船「宗谷」が出港し、日本の南極観測の歴史が始まりました。以来、観測活動の成果は、日本の科学の発展に深く寄与してきました。しかしそのかげには、2000人にも及ぶ観測隊員の、人知れぬ苦労と努力、そしてあるときには感動、すなわち「人間ドラマ」があります。本書はこの50年を振り返り、日本の南極観測隊員が経験した様々な出来事を紹介しながら、決して公式記録には残らない、人々の南極の足跡をまとめました。今明かされる、南極にんげん物語50年。

目次

第1章 南極事始―翔んだ男のとんでもない発想
第2章 タロジロ、私と映画『南極物語』の真実
第3章 南極育ちの衣・食・住―初期の開発秘話あれこれ
第4章 村山雅美氏に聞く「南極基地閉鎖から再開、極点旅行への道筋」
第5章 内陸への道
第6章 ここまでわかったペンギンの生態
第7章 南極のオゾンを見つめて
第8章 南極隕石の発見―日本が「世界一の隕石保有国」に
第9章 オーロラ帯の真下に昭和基地をつくった幸運
第10章 座談会「これからの南極―次の五〇年を考える」