内容説明
本書では、研究の歴史も振り返りつつ、物質の電子状態を計算で明らかにするための基盤的な理論を詳細に解説し、そこに現れる基礎方程式を数値計算によって解くための技術についても、最新の研究のレベルまで解説している。
目次
第4部 電子状態の決定、3つの基本的な方法(平面波とグリッド:基本事項;平面波とグリッド:本格的な計算;局在軌道:強束縛法;局在軌道:本格的な計算;補強された関数:APW,KKR,MTO ほか)
第5部 電子状態からの物性予測_最近の発展(量子分子動力学(QMD)
応答関数:フォノン、マグノンなど
励起スペクトルと光学的性質
Wannier関数
分極、局在、Berry位相 ほか)
付録
著者等紹介
寺倉清之[テラクラキヨユキ]
東京大学名誉教授、北陸先端科学技術大学院大学シニアプロフェッサー、東京工業大学特任教授、産業技術総合研究所名誉リサーチャー。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程単位取得退学。理学博士
寺倉郁子[テラクライクコ]
大阪大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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