内容説明
シャーロック・ホームズは精神病か、はたまた麻薬中毒か?60編の事件簿に残された謎を、読後自らが名探偵となって追いかける。本書は、知的遊戯「ホームズ学」への入門書である。
目次
第1章 ホームズ学入門
第2章 『最後の事件』探検隊
第3章 『バスカヴィル家の犬』大研究
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルクシ・ガイ
3
ドイルを「出版代理人」としているホームズ本は、何冊あってもよい。読んでて楽しいので。2016/10/08
ぽま
1
いわゆる、シャーロキアーナ本。取り上げているのは『最後の事件』と『バスカヴィル家の犬』の二譚で、前者については矛盾に対する整合的解釈、後者は主に現実地理的な追求がメイン。発行年月が15年前とあって、上記のように割りと古典的な研究側面からのアプローチを主としている。現在のホームズ研究では、ドイル卿の執筆・発行年月まで整合解釈に織り込むことは稀なので、その点は逆に新鮮だった。余談だが、ガチガチの研究書であるため、よほど正典に興味があるシャーロキアンでないと辟易するかも?2012/03/03
篠静
1
地図が必要…2011/04/02