丸善ライブラリー<br> ニッポンななめ読み

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丸善ライブラリー
ニッポンななめ読み

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784621051276
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

内容説明

この本には、90年の4月から94年の4月まで、丸4年間の「社会時評」が収録されている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨミナガラ

6
“校門の重い扉に頭をはさまれ、一人の女子高生が耳と口から血を流して死んだ(というより殺された)、あのなんともやりきれない事件”“校長先生は、「君たちがもう十分早く登校すれば、こういう問題は起きない」と言ったそうな。あのとき校門を閉めた先生は、「十・九・八……」と秒読みをして、「ゼロ!」で威勢よく扉を押したそうな。〔…〕学校という名の刑務所だったんじゃないかと思えてくるのは、ぼくだけのことだろうか”“門を閉めてしまうことで遅刻を取り締まろうなんて発想は、最もいやらしい管理社会の発想”2015/02/16

トビー

2
20年以上前の社会のあれこれを本当に斜めから語ったもの。辛口というか際どい発言も多いけれど、なんだか面白い。媚びを売るような文章よりも好感持てます。20年後の今読むと、予言めいたこともあり。PKOの流れで戦争してしまうかも、とか、大相撲の外国人横綱とか。安倍さんも読めばいいのに。2015/05/20

べんべん

2
20年も前の本なのに、政治家の有り様が変わっていない‥。でも、天野さんの言葉は古くないと思う。天野さんが心配していた世の中に向かっているのではなかろうか‥2015/02/13

Gen Kato

2
20余年前の雑誌連載エッセイ。話題すべてが懐かしく。そして、リベラルな教養人がユーモアを交えてのびのびと発言できていた時代をも、併せて懐かしむのみ。2014/10/11

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