建築探訪<br> 琉球の住まい―光と影のかたち

建築探訪
琉球の住まい―光と影のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 110p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621039021
  • NDC分類 521.86
  • Cコード C0352

内容説明

本書は地理的条件が空間概念の形成に影響を与えた多様なかたちの背景をさぐりながら、集落のかたち、住居のかたちの琉球的部分に焦点をあてる。また、木の文化にたいし、琉球の独特な空間にある雰囲気を伝える石灰岩の肌合いがおりなす景観、祖先を含めた血族の強いつながりを基本にした墓の独特なかたちの背景を探る。

目次

多様なかたちの背景
集落のかたち
住居のかたち
石灰岩の肌合い
信仰の空間
死者のかたち
新しい琉球のかたち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

287
琉球の住まいを語るには、その文化的基層を知らねばならない。本書はそうした観点から御嶽(ウタキ)と、琉球に独特の宗教観を示す獅子(シーサー)や石敢當から。続いては集落の道。そして琉球らしさに溢れた赤瓦の屋根。それからようやく伝統家屋である。見る目があれば、一見してそれぞれの島ごとの特質もわかるのだろうが、残念ながら解説に従うのみである。小浜島の仲山御嶽の参道の写真などを見ると、時間が止まっているかのようだ。この写真だけなら、それはもう全くバリ島の午後だ。2023/11/23

アメヲトコ

4
93年刊。かなり久々の再読。著者は(当時)琉球大で教鞭をとっていた建築家。タイトルには「住まい」とありますが、御嶽(うたき)や墓地などにも言及します。建築家らしく(?)ふわっとした文章ですが、写真は魅力的。2022/10/26

ftoku

1
‪沖縄建築について集落、伝統的屋敷囲い、石垣、信仰の場、墓、戦後の住宅等々に分けて紹介されてる。結構良い感じの写真が多く使われている。‬2019/08/08

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