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くさいはうまい

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620316352
  • NDC分類 588.5
  • Cコード C0095

内容説明

発酵の神秘を追って東奔西走、いつの間にか世界中の臭いものを食べ歩くことに…。“発酵仮面”こと小泉武夫のにおい立つエッセイ。

目次

滋養たっぷり物語(発酵の神秘;甘酒;味噌 ほか)
くさいはうまい(臭い肉、臭い酒;虫も臭かった;チーズは猥褻である ほか)
におい文化の復権(世界中の臭いものを食べ歩く;においと健康の相関関係;におい文化の復権 ほか)

著者等紹介

小泉武夫[コイズミタケオ]
1943年、福島県の造酒屋の家に生まれる。東京農業大学農学部醸造学科卒業。東京農業大学教授。農学博士。専攻は醸造学・発酵学・応用微生物学。食物・微生物関連で特許20件を超える
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つみれ

17
私、納豆が大好きなんですよね。というわけで気軽な気持ちで読んでみた。第一部は発酵食品の滋養性について、第二部は臭い食べ物全般について述べられている。昔、微生物による分解のうち、人間に不都合なものを「腐敗」、都合のよいものを「発酵」と呼ぶと知ったときは、その利己的な視点に閉口したものだが、本書を読むほどに発酵という現象の奥深さがわかってくる。その滋養性、保存性は、まさに人類の生んだ叡知といっていい。第二部は筆者の「臭い食べ物」にまつわる豊富な経験をエッセイ的にまとめたもので、興味深いエピソードがいっぱいだ。2014/06/15

オレンジ。

11
発酵食品好きなので夢中で読んだ。小泉さん、大好きです。他のいろんな著書も読んでみたいな。くさや、ブルーチーズ。あ、ドリアンなんか気絶しそうになったのを思い出した^^2016/02/19

kinkin

10
小泉先生のクサイ食品紹介。どんなニオイなのか本から漂ってくると面白いというか、恐いというか^ ^ちょっと気になります。 2013/07/19

ラグエル

8
やっぱりキビヤックとかシュールストレミングスに目がいっちゃう。キビヤックは『もやしもん』の冒頭登場で有名になったし、シュールはテレビでよくその激しさにお笑い芸人にリアクションとらせて喜んでるし。臭さの表現が『ぬか漬け+くさや+フナズシ+チーズ+生ギンナン+腐ったニンニク』とかとんでもないことになっているのに笑った。実際かいだら笑っていられないだろうけど。もひとつ。甘酒で発行させた江戸時代のパンが気になった。再現できないか。2011/07/06

Humbaba

6
発酵食品は,独特の香りをしたものが多い.そして,それらは一般に臭い,という言葉で表現される.確かに慣れない食品の場合,そのにおいは好ましいものではないということが多い.しかし,そのにおいは慣れれば気にならないどころか,好ましいものへと変化する.発酵食品は栄養が豊富であるなど,理由があって食べられるものなのである.2011/06/06

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