内容説明
花形大関と結婚した著者は、いま新興相撲部屋のおかみさん。初体験ずくしにとまどいながら、“未来の横綱・大関”誕生に夢と努力を傾ける。相撲一筋に生きる汗と笑いの人間模様。
目次
長男の相撲好き
相撲部屋の一日
マゲを結ってみて
床山さん行司さん
ちゃんこ鍋
食事とおやつ
初対面
結婚
相撲観戦
妊娠〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤマセミ
3
毎日新聞に連載されたものでひとつが3ページなので読み易い。相撲部屋のこと、みづえさんや親方(元大関若島津)の人柄、知らなかったことがたくさん書かれていた。新米のおかみさんだからこそ新鮮な目線で紹介することができた相撲ライフだと思う。図書館で借りたのだが、書庫にしまい込まれていて借りた人が少ない。相撲の入門書として面白い本だと思うのだけれど。2015/08/30
uenos
2
元大関若嶋津が松ヶ根部屋を興して2年目、新米おかみの奮闘ぶりが綴られている。相撲のしきたりや毎日の稽古、弟子("子供"と表現している)たちの悩みや奮闘ぶり、本場所のドキドキ感、若嶋津との出会いや結婚(編集部に催促されたらしい)、自分の長男長女の話、近所や講演会とのふれあい等々、日々の出来事が78篇に書かれている。1年7カ月の連載で、原稿書きやネタ探しが大変だったらしい。 2011/02/02