放送大学教材<br> 公的扶助 〈’02〉 - 生存権のセーフティネット

放送大学教材
公的扶助 〈’02〉 - 生存権のセーフティネット

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595113536
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C1336

出版社内容情報

人々の「人間らしく暮したい」という願いを根底で支える制度として,公的扶助制度がある。本書は「生存権のセーフティネット」をキーワードに,わが国の公的扶助制度である生活保護について,その理念の形成,歴史的背景,役割,現状,諸課題を国民生活と関連させながら考察している。「公的扶助の形成と展開」「戦争と社会保障」「生活保護の実施原則」「生存権セーフティネットの保障水準」「公的扶助ケースワーカーの仕事」などの章で構成。

 1.社会保障-社会的セーフティネット
 2.公的扶助-生存権のセーフティネット
 3.公的扶助の形成と展開-貧困・貧困観の変化と救済制度
 4.戦争と社会保障-社会的セーフティネットの理念形成
 5.戦前わが国の救貧制度-特殊なセーフティネット
 6.生活保護制度-わが国における生存権セーフティネット
 7.生活保護の実施原則
 8.生存権セーフティネットの保障水準
 9.生活保護行政の展開
10.公的扶助ケースワーカーの仕事-生活再建への支援
11.生存権セーフティネットの担い手-公的扶助研究活動をめぐって
12.国民生活と社会的セーフティネット-生活の不安定化をめぐって
13.生存権セーフティネットの危機-「ホームレス」問題をめぐって
14.セーフティネット再構築のために-生活保護裁判で問われていること
15.まとめにかえて-生活保護の課題と展望