内容説明
「ウチにあるコンドームを授業で使うから、ちょうだいね」そんなことを小6の女子に言わせる性教育。真犯人は学校なのか?教師なのか?教育行政なのか?具体的に、今この国はどのようになっているのかを論述。
目次
第1章 学校では、今―子供だけが見られるポルノグラフィー(ある日、小学校の図書室で;セックスは親密なコミュニケーションの一つ? ほか)
第2章 父母たちの憂鬱―扇動で親への眼差し一変(「これは酷い!」と小泉総理;市教委が性行為を勧める副読本 ほか)
第3章 教室では、今―憑かれた教師の餌食になる子供たち(性教育は自尊感情を高める?;小一が母親にペニスの洗い方を教示 ほか)
第4章 お墨付き与える官庁と教委―こんな役所なんていらない(『ラブ&ボディBOOK』回収騒動はバックラッシュの原点?;ピルとコンドームで“無敵の避妊”成功? ほか)
第5章 危機に立つ生命のリレー―性の氾濫から子供たちを守るには(膣は免疫機能に優れた女性へのプレゼント;性感染症は女性のほうが症状も後遺症も重篤に ほか)
著者等紹介
桜井裕子[サクライユウコ]
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部英文科卒。PHP研究所、PHPエディターズグループ勤務を経て、フリージャーナリストに。書籍のプロデュースや執筆・編集を多数手がける。言論活動として、男女共同参画社会基本法を主要テーマとして掘り下げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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