内容説明
本書は、幕末・明治維新に始まる日本の近現代の歴史を、学校の教科書では教えてくれないさまざまなエピソードの形で語ったものです。といっても、断片的な話の寄せ集めではなく、いくつかのテーマにそって時代順に並べられています。文章は、中学生でも読めること、小学生でも先生の助言があれば理解できることを基準として執筆しました。
目次
事件の真相
検証・東京裁判
経済成長
生活文化の変遷
異文化のはざまを生きた人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
15
古本購入。以前読んだ本の続編。中学生でも理解できる本であり、逆に自分の知らない人物などの紹介もあり、勉強不足を思い知るところである。バルブ景気の崩壊のところまで載っており、その時代にどういう感覚で生活していたのかを考えてしまった。そういう時代も歴史になっていき、若い世代がその時代をどう感じていくのかが気になるところである。（どう表現されるかも気になるところであるが。）多少古い本であるが、歴史の解釈も多様であり、個人的には良い本だとも思う。それにしても昔は、世界中が無茶苦茶だったと思う。まだ良い時代である。2020/03/24
Kaz
4
日本史は、政治に偏りすぎていると感じました。2017/10/28
snow
3
名前だけ聞いたことがあっても詳細を知らない事件が多かったので改めて勉強になった。1つの件について3ページぐらいでまとまっているので読みやすかったです。東京裁判についても詳しく検証されていたので興味深く拝読しました。過去があるから現在の日本がある。とくに現代史は学校では深く習った記憶がないので、改めて自分で学ぶことが重要だと感じました。2021/07/08
Kentaro
3
内容が盛沢山でよくぞ、戦前戦後の偉人たちが今の我々の文化や経済の土台作りをしてくれたのだなあと感心する一方で、GHQが先導した戦争悪をすべて日本人の自虐感に押し付けようとしたWGIPの施策にどっぷり浸からされた戦後教育に対して、とても残念に思います。2017/06/16
鉄人２８号
2
☆☆☆☆2018/02/16
