出版社内容情報
日本で三世代に愛される絵本、ミッフィーをつくったディック・ブルーナ。メガヒット絵本が生まれた誕生物語をブルーナ自身が語ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itoko♪
48
MOEで今まで掲載されたブルーナさんの特集の総集編。私自身小さな頃から慣れ親しんできた「うさこちゃん」ことミッフィーちゃん。作者のブルーナさんのことを知ったのは大人になってからですが、ブルーナさんが絵本に込めた子どもたちへの思いが伝わってきます。ブルーナさんのことをもっともっと知りたい方にオススメします。イラストもたっぷりだし、眺めているだけでも明るく楽しい気持ちになれますよ。2017/08/31
ひめありす@灯れ松明の火
34
あんまり美術館は好きじゃなかった私が、一人でも美術館に行くようになったきっかけがうさこちゃん。彫刻の森美術館での展示が凄く面白くて「あ、美術館って楽しんでいいんだ!」と思うようになったから。ミニマルな形と色に、こんなにも愛情が詰まっていたなんて。特に色のエピソードがお気に入りです。ブルーナさん自身もうさこちゃんの絵本に出てきそうな可愛らしいおじいちゃん。国内のアーティストからの寄稿もちょっとオカルティックなものあり、ほのぼのしたものあり、読みごたえがありました。いつか本国にある美術館にも訪れてみたいです。2018/09/30
洋
29
シンプルなラインとシンプルなカラー、それなのにこんなにも癒してくれる、もうねずっ~と大好きだよ。わたしもシンプルでありたいな。2017.06.262017/11/20
はるき
21
著者の何とも柔らかな語り口が良い。童話を朗読で聞くような心地よさがありました。世界で一番有名なうさこちゃん。白くて可愛いあなたが大好きです。2020/04/03
チロル
18
図書館本。本書タイトルそのまま ミッフィーに関する全てが 著者によって記されています。読み込んだら ミッフィー豆知識になるし、眺めているだけでも ミッフィー展の図録を見ているようで 楽しめます♪本書は 雑誌「MOE」でブルーナさんにインタビューしたものを 彼が亡くなった後に再度まとめたものです。「ブルーナカラー」や、なぜミッフィーはいつでも正面を向いているのか…。後付けらしいけど、ミッフィーの顔の変化は、赤ん坊の成長と同じように捉えられるといった解答は 素敵だなと思いました(^^)2021/09/02