叢書・ウニベルシタス
詩と対話

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  • サイズ B6判/ページ数 292,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007125
  • NDC分類 941
  • Cコード C1398

出版社内容情報

〈哲学的解釈学〉のガダマーが,己れの哲学の基本的土壤としての芸術経験を論拠に,ヘルダーリン,ゲオルゲ,リルケ,ツェラーンらの現代詩を実践的に解読する。

内容説明

“哲学的解釈学”のガダマーが、ヘルダリーン、ゲオルゲ、リルケ、ツェラーンらの現代詩を実践的に解読。

目次

ヘルダリーンの現代性
詩人シュテファン・ゲオルゲ
ヘルダリーンとゲオルゲ
我と汝は同じ魂(ゲオルゲ)
死後五十年のライナー・マリア・リルケ
ニヒリズムの気配をおびて(ベン、ツェラーン)
読者は何を知っていなければならないか(ツェラーン)
詩人たちは黙りこむのか(ツェラーン、ホブロフスキ)
パウル・ツェラーンにおける意味と意味遮蔽
ヒルデ・ドミーン―帰郷の詩人
ヒルデ・ドミーン、励ましの歌2
詩との対話―エルンスト・マイスターの詩についての考察
エルンスト・マイスター、追想5

著者等紹介

ガダマー,ハンス=ゲオルク[Gradamer,Hans‐Georg]
1900年マールブルク生まれの現代ドイツを代表する哲学者。’68年にハイデルベルク大学教授を退任するまで、マールブルク、ライプツィヒ、フランクフルト各大学の哲学教授をつとめた。主著「真理と方法」で展開されたその“哲学的解釈学”と、そこから発展させた実践哲学論や芸術論、言語論などによって、現代思想界に多大な影響を与えている

巻田悦郎[マキタエツロウ]
1961年生まれ。筑波大学哲学思想研究科修了(文学博士)。フンボルト財団奨励研究員(ハイデルベルク大学)。現在、東京理科大学経営学部講師(哲学、論理学)
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