出版社内容情報
神と世界,魂と外的世界,存在と生動性,知性と意志など六つの基本テーマを提示・論究し,〈近代〉の精神的特質に光を当てるとともに近代哲学の固有性を鮮明にする。
内容説明
ヨーロッパ「近代哲学」の根本精神を、その歴史的起源および哲学の本質的な問いの連関から解き明かす。神と世界、魂と外的世界、存在と生動性など六つの基本的テーマを提示・論究し、「近代」の精神的特質を鮮明にする。
目次
序論 哲学史における近代の始まり
第1章 神と世界―対立するものの統一
第2章 有限なもののうちなる無限性
第3章 魂と外的世界
第4章 存在と生動性
第5章 個体
第6章 知性と意志