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軍事を知らずして平和を語るな

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584189672
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

目次

第1章 自衛隊は軍隊ではない―国防とは何か(自衛隊と軍隊の違い;法律を守ると国民を守れない、国民を守ると法律を守れない ほか)
第2章 誰が国民を守るのか―有事法制と国民保護法(防衛庁は小泉改革の優等生だった;サイバー戦は交戦権の行使に当たるか? ほか)
第3章 情報なくして国は守れず―外交と安全保障(北朝鮮という隣人;北の国から ほか)
第4章 日米はイコール・パートナーか―日米安保と日米同盟(日米同盟はイコール・パートナーか;五十一番目の州“日本”? ほか)
第5章 アナログ装備がてんこ盛り―国防と軍事技術(似て非なる軍用用語と自衛隊用語;「八八艦隊」は旧軍の名残 ほか)

著者等紹介

石破茂[イシバシゲル]
昭和32年(1957)、鳥取県八頭郡八頭町出身。慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。昭和61年、29歳で鳥取県全県区から衆議院議員初当選、以来7選。衆議院規制緩和特別委員長、運輸常任委員長、農林水産総括政務次官、防衛庁総括政務次官などを歴任し、平成14年(2002)3月、「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」会長に就任。同年9月から2年間にわたって国務大臣防衛庁長官を務め、自衛隊のイラク派遣などを指揮。「媚びず、おもねらず、妥協せず。常に国民に誠実であり、国民への説明責任を果たしたい」をモットーに国政で活躍中

清谷信一[キヨタニシンイチ]
昭和37年(1962)、千葉県出身。東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。英国の防衛専門誌『Jane’s Defence Weekly』日本特派員。日本ペンクラブ会員。他に小説、PCゲームのシナリオなども手がける。サブカルチャーにも造詣が深い。現在、『月刊サイゾー』誌上で、「キヨタニ暴露ジャーナル」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきこ

2
石破さんの国防意識の高さはもちろん認めるが,所々「結局政治家だな」と思わされる部分がある.憲法・法律の解釈とか,「努力したけど力不足でした」とか.軍事・防衛と聞いただけでアレルギーをおこす「ダチョウ症候群」の国民性は大問題.必要だと気づいてから準備していたのでは遅い.MDなんて専守防衛の日本にピッタリなシステムだと思うのだが.2012/01/06

寅次郎

1
連休前に偶然タイトルを見て買った本。タイトル通り読了して納得!約10年前くらいに出版されたものだが何かあるたびに再読してみたいです。近代戦と云うのは先の大戦とは正反対のことが良くわかります。また安全保障の意味の深さを世界規模で考えさせられた一冊でした。2016/05/08

tatuki

0
これからは軍事の情報も敏感に収集しないとね。2014/09/11

0
難しいこと(難しそうと思われることも含め)を出来るだけ分かりやすい言葉でまとめられるのはこういう立場の人にとって大事な技術だと思う。憲法改正の話題で「国防軍=戦争」と騒ぎたてる人がテレビを賑わせたけど、そうじゃないだろ、ていうのがすでに説明されていた本。

メガネねこ

0
★★★★★元防衛庁長官の石破氏とプロの軍事評論家の清谷氏との対談。 本書を読むと日本の国防に対し、大変不安な気持ちになる。 そして、非効率的な政策にも嫌気がさす。 軍事の話になると、嫌悪感を表わし、現実から目を背ける国民性。 世界で最も優れた技術を持ちながらもアメリカに植民地よろしく搾取される現状になんとか歯止めがかからぬものか。 清谷氏の軍事知識には舌を巻くものがある。別の著者も読んでみよう。2009/10/07

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