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平凡社新書
東大教授の通信簿―「授業評価」から見えてきた東京大学

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852639
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0237

出版社内容情報

東大教養学部で学生による授業評価が行われた。
「さすが」とうならせる授業から、低級(!?)な授業まで、調査から見えてきた「日本の最高学府」東京大学の実態とは。

内容説明

大学改革の進む二〇〇四年四月、国立大学は法人化された。運営の責任と権限が国から大学自身に移され、大学間の競争が過熱する中、教授もサバイバル時代に突入!?それは“日本の最高峰の学府”東京大学も例外ではない。東大の授業と教授の姿、当世東大生気質、そして東大に立ちはだから問題とは?教養学部で行われた「学生による授業評価」をもとに現役東大教授が書き下ろした「東大の実態」。

目次

第1章 東京大学の授業と教員
第2章 ついに出た!学生による東大教授の授業評価
第3章 東大生は東大の授業をどう評価したのか
第4章 東大生から見た良い授業、教授から見た良い授業
第5章 授業評価を受けて、授業は改善したのか―ファカルティ・ディベロップメント
第6章 これからの東京大学の課題

著者等紹介

石浦章一[イシウラショウイチ]
1950年石川県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。同大学院理学系研究科修了。国立精神・神経センター、東京大学分子細胞生物学研究所を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。専門は、神経生化学・分子生物学。現在は、アルツハイマー病をはじめとする神経難病の発症機構の解明と治療開発の研究を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
東京大学ばかりではなく日本全国の国立大学の法人化によって教員が今までのままでいいのか、ということが言われています。題名は売らんかなの感じですが、内容的には面白く読めました。授業の評価というものがアメリカの有名大学と同じように取り入れられていくということなのでしょう。わたしの学生時代の先生などは、非常に楽だった気がします。2016/03/22

takeapple

7
小中学校でも児童・生徒による教師の授業評価をどうしたらいいのかという問題があるので、どうせやるなら中身の充実したものになって欲しいと思うのだが、大学、しかも東大ではどうなのか読んでみた。色々昔から学生による教授の評価は様々な場で行われ、それが受講者の数にも反映しているのだろうが、理系と文系の先生方の仲があまり良くないらしいということが一番の問題なんではないだろうか。2015/05/05

ゆう

1
駒場の授業と教員に対する教授の視点は大変参考になりました。 今の二倍勉学に励むことにトライすると決めるきっかけにもなりました。2015/02/01

のる

1
この調子では「傲慢」と評価されても仕方が無いのでは。2012/05/04

パンダサンタ

0
★★☆☆☆2013/05/22

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