ロングフェロー日本滞在記―明治初年、アメリカ青年の見たニッポン

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ロングフェロー日本滞在記―明治初年、アメリカ青年の見たニッポン

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582832020
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0026

内容説明

イザベラ・バードより前に日本奥地紀行をした青年がいた。アメリカの大詩人ヘンリー・ロングフェローの息子チャーリーは、明治4年から6年にかけて蝦夷から長崎まで旅をし、あげくは東京に邸を造ってしまった。闊達な性格の青年は、近代ニッポンの夜明けをどう見たか。貴重な初公開の古写真200点余。

目次

第1章 日本到着とミカド謁見
第2章 函館への旅
第3章 アイヌの土地へ
第4章 函館から江戸へ
第5章 横浜、大阪、長崎
第6章 京都、江戸
第7章 富士山と新しい鉄道
第8章 江戸の邸と日本との別れ
付録(チャールズ・ロングフェローの写真;ヨーゼフ・アレキサンダー・フォン・ヒュプナー伯爵 天皇謁見記;チャールズ・E・デロング 蝦夷行並びに函館から江戸への出張報告書;日本の工芸、象牙のキャビネット;蝦夷画写真集;ろんふろさんにつぽんしやしんきやう)

著者等紹介

山田久美子[ヤマダクミコ]
1953(昭和28)年東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。広島大学大学院文学研究科英語学英文学専攻博士後期課程中退。現在、立教大学法学部教授。2000年度ハーバード大学客員研究員(フルブライト)。専攻英文学、日米文化交流史
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

13
1998年初出。「日本という国は、僕が見たことのある中で間違いなく一番美しい国だ」(30頁)。光沢のある紙質で、冒頭はカラー写真、文中は白黒。脚注や巻末付録も充実。「日本の通訳は公使が言ったことを言葉通りに全て訳すのを恐れる」(1871年8月14日江戸にて、47頁)。別に配慮などいいのに。その人が話したんだから。アイヌの人たちは貧しくても生活に不足なし(76頁)。穏やかで友好的(77頁)。72年9月7日6時45分、富士山頂に到達(193頁)。写真の下にある筆記体の英語はかっちょえぇ。アイヌを敬愛した写真。2014/02/23

Sae

0
こういう人もいたであろう、と思うものの、本で読むのは初めて。2015/07/04

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