内容説明
聖地アヨーディヤで発火した、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の間の「宗教戦争」は、今一応鎮静化しつつあるように見えるが、いつまた再燃するか予断を許さない。この「宗教戦争」の歴史的背景を19世紀中葉にまで遡って追尋する。
目次
序章 アヨーディヤ―ヒンドゥー・コミュナリズムの焦点
1 牝牛のシンボリズム―ヒンドゥー・アイデンティティの形成
2 牝牛とお囃子―政治化するヒンドゥー・アイデンティティ
3 地方自治と議会―コミュナリズムの表舞台
終章 アヨーディヤ―歴史に時効はあるのか
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