ごちそうさまが、ききたくて。 - 家族の好きないつものごはん１４０選

栗原はるみ

文化出版局（1992/11発売）

• サイズ B5判／ページ数 109p／高さ 26X20cm
• 商品コード 9784579204212
• NDC分類 596
• Cコード C5077

出版社内容情報

手早くできて、おいしくて、アイディアあふれる料理を紹介した、栗原さんちの家庭料理の本。食器の話、家族への思いなどの話も盛り込んで、毎日役立つ一冊です。

新しいおいしさを見つけられるから、料理は楽しい。
　さばの身をスプーンでほぐす／焼いたり、揚げたりして、たれにドボン／
　最後に熱い油をジューッとかける／練りごまを煮物や汁物に利用する／
　たれをかけてチーンの電子レンジ料理／ひとつの料理で二回おいしい／
　何もないときの奥の手、卵の帽子

何回も試作をして上手になった料理
　そうざいだれ／白玉まんじゅう／ソフトチーズケーキ／いなりずし／煮豆
うちはいっぱい野菜を食べています。
　たとえば、ある日の昼食はこんなふうです／煮たり、炒めたり、火を通して
　たくさん食べます／なにしろ、根菜が大好きです／きんぴら大会／
　意外な組合せがおいしいサラダ／家族の好きなクリーム味の野菜料理／
　サラダみたいにいっぱい食べられる漬物です／30、31ページの料理の作り方

わけもなくせん切りが好きで、生まれたメニュー
　牛たたきの野菜巻き／いろいろせん切りサラダ／かぼちゃのせん切りサラダ／
　千六本サラダ／せん切りにんじんとツナのサラダ／豚肉の梅肉蒸し／
　ハッシュドブラウンポテト

体にいい素材は、欠かしたことがありません。
　いわし／さば／海藻／じゃこ／豆腐／ごま／豆

香りのいいもの、シャキシャキしたものが大好きです。
　みょうが／根三つ葉／せり／ふき／うど
　　
わたし流に工夫した、定番おかず。
　わたし流に簡単にしたレシピ／わたし流おいしさの工夫

人が来るときも、普段と同じ簡単料理で。
　おつまみとご飯のおかず兼用／ありあわせで、ごちそう風／
　子供が急に友だちを連れて来たとき／この冷凍があるから、15分でできます

うちのお昼ご飯は、新メニュー開発の時間。
　市販のたれや瓶詰を使って／電子レンジでお昼膳／新しい食べ方、そばランチ／
　おいしい調味料に国境はありません

材料別さくいん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ネギっ子gen]

野菜の千切りが好き。白髪葱や針生姜を無心で刻む至福の時。そんなわたしへの応援本。なんと！栗原はるみ先生も「わけもなくせん切りが好き」で、「薄切りにした野菜を重ね、端からトントン切っていくと、きれいな線になった野菜が次々に現れるのが、なんとも気持ちがいい」と書かれる。えぇ、そうなんですよねぇ。千切りが苦手という方には、包丁を小まめに研ぐのも一手かな。香り野菜大好きも同じ。この季節、先生同様に茗荷などは毎日２パックずつ買う。まだ暑いので、夕飯に長芋×茗荷×胡瓜の梅肉和え。これもひたすら切って、後は混ぜるだけ。

2019/09/20

[riviere(りびえーる)]

子育て中にお世話になった料理家さんは時短レシピの小林カツ代さん、そして雪国出身者ならではの感覚があった阿部なをさん、村上昭子さん。お3人とも故人となられたけれど‥。そして今最も参考にしているのは栗原はるみさんのレシピと生き方。情熱を前面に出さずサラサラと自然体のふうで、でも研究熱心で妥協しないところが魅力的。根菜とモヤシ好きなところも同じだし。この夏は彼女のレシピで夏野菜のサラダや漬物、コロッケやグラタンを作りました。いつも美味しく出来て幸せになる。出版されてから26年たつけれど参考にしています。

2018/08/02

[ケロコ]

【図書館】これが栗原はるみの原点だよね？この時から実に24年。はるみさんにお会いしてお話しすることになろうとは思ってもみなかったなぁ。お料理は勿論わかりやすくて斬新。表紙の蟹クリームコロッケ挑戦したいと思います。

2017/05/20

[nagatori(ちゅり)。]

大学生の頃、生まれて初めて買った料理本。恥ずかしながらそれまで母に料理を習うこともなくのほほんと過ごしてきた不肖の娘は、この本と母の味の記憶を頼りに少しずつ料理を覚えていきました。大分お世話になったなぁ。ささみのにんにく醤油焼きやサバそぼろ、たたきれんこんのめんつゆ漬けは今でもよく作ります。はるみさんの味付けは、私にはマイルドすぎるな～と思うことも正直たまにある(小林カツ代のパキッとした味付けの方が実は好み)のですが、全てここから始まった、と思うと感慨深い一冊なのです。これからもお世話になります。

2020/10/30

[コーデ２１]

友人のオススメで図書館から借りてきました♪普段の食卓に使えそうなレシピから、ちょっとオシャレでおもてなしにピッタリのメニューまで幅広さがありがたい本ですね(*^-^)栗原さんの充実した日常が手に取るように分かる本かも？オスマシしすぎな料理本が多いなかで、実用性ありながらセンス溢れるレシピが多くて嬉しかったです☆続編の「もう一度ごちそうさまが…」も見なくちゃ～ ヾ(≧∇≦)〃

2014/10/23