双葉文庫
残花ノ庭―居眠り磐音江戸双紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575662047
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

水温む浅草川を白魚が遡る頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。そんな折、横行する美人局騒ぎで、南町奉行所定廻り同心木下一郎太、地蔵の竹蔵親分らを手助けすることに…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十三弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

49
前回2巻まで読んで一挙にこの13巻目に(#^^#)。相も変わらずお忙しいお人で。貧乏とは縁が切れたようだが、仕事に追い捲られている。一向に変わらぬ品川さんと竹村さんには磐音さんが福の神に見えることだろう。さて深川の鰻は大当たりだし、お父さんも江戸に来られておこんさんとも出会い・・満足じゃ~って言いたいところ江戸家老の福坂何がしと田沼意次が・・毒素を巻いている。?子吉の女房に出て来る、あの御人は田沼では無かったかいなぁ・・。どちらにしろ人と言うものは自分の味方であれば誰でもいいってことかも2022/03/07

あっくん

42
シリーズ第13巻。美人局、おそめの危機など、相変わらず忙しい磐音。父におこんさんを紹介して、これから発展するのか。日光社参が終わってからかな。2017/09/22

はる

38
深川の女性はなんてたくましいのでしょうか?おそめちゃんの奉公先はハラハラドキドキの連続でした。目先だけのお金でおそめちゃんを茶屋に奉公に出そうとするなんてそりゃ幸吉やおそめちゃんの母親が慌てるのも納得。しかも、殺されかけるなんて自業自得。ちょっと大人しくなればいいのですが。でも、おそめちゃんもいい奉公先が見つかって一安心。幸吉とおそめちゃんのこれからも楽しみですね。あと、磐音とおこんさんの距離がますます縮まりました。こちらも期待していいのでしょうか?それにしても、利高め~!相変わらず足を引っ張りよって~。2019/10/21

くまクマ

35
13/51冊目。おこんさんを父正睦に紹介するなんて素敵です。大事にしないとね。それにしても早々に家中の者が坂崎父子の命を狙うとは。次巻はどうなっている?頑張れ磐音!2018/12/24

Atsushi

29
居眠り磐音シリーズ13作目。幕府の日光社参のため出府した父におこんを紹介する磐音。奈緒の影を追い続けた旅を知っているだけに少し切ない思いがした。江戸家老福坂利高に加えて大物の田沼意次も登場。悪役の輪郭もはっきりしてきた。道中の無事を祈るぞ、磐音。2019/01/30

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