内容説明
サントスとダイヤが埋められたギター「カディスの赤い星」を追ってスペインに渡った漆田は、ラモスの孫娘フローラの属する反体制過激派集団のフランコ総統暗殺計画に巻き込まれる。スペイン内戦が人びとの生きざまに落とした光と影を背景に国際冒険小説は俄然展開を早める。
著者等紹介
逢坂剛[オウサカゴウ]
1943~。東京生まれ。66年中央大学法学部卒業。広告代理店勤務時代の1980年、オール読物推理小説新人賞を受賞してデビュー。スペインが舞台の冒険小説、警察小説、心理分析ミステリー、西部劇など作品多数
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