実録 神戸芸能社―山口組・田岡一雄三代目と戦後芸能界

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575301724
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

三代目山口組・田岡一雄組長が戦後、「庶民に娯楽を」の名目で立ち上げた伝説の興行会社・神戸芸能社の栄光の軌跡とその終焉を初めて描いた本作品。大物芸能人と田岡組長とのエピソードも満載で、戦後芸能史の貴重な資料となる一冊。

内容説明

日本のドン・田岡一雄組長、永遠の歌姫・美空ひばり、そして国民のヒーロー・力道山が躍る!―昭和の綺羅星たちが駆け抜けた。

目次

第1章 伝説の「誕生」
第2章 史上最大の「歌謡ショー」
第3章 興行界「制覇」
第4章 山口組の「先兵」
第5章 落日の「栄光」

著者等紹介

山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
1953年山形県生まれ。ルポ、小説などで健筆をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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trazom

20
以前からこの本を薦められるも、どうもテーマに興味が湧かずにいたが、最近の吉本興業事件に触発され、取り出してみた。山口組の飛躍は、神戸港の港湾荷役と芸能興行という二つのビジネスに支えられている。やらずぶったくり式だった興行を、契約を守り、芸人を尊重する堅気な事業として近代化したのが、田岡組長の先見性であったらしい。この本では、美空ひばり、力道山などの実名が登場する迫真性はあるが、田岡組長礼賛のような皮相な内容が残念。ルポとしての深みはなく、時代状況が大きく変わってしまった現代にこの作品を読む価値は乏しい。2019/08/29

マッキー

1
興行とヤクザ、切っても切れない縁がよくわかる本。そしてそれが悪いことなのか、PRIDEの一件もそうだったけどちょっと勘違いがあるのでは、という側面も描かれている。興行に興味のある方は、興行界の顔役と言う本もあわせて読むとよくわかります2012/11/28

はいから博士

1
この本の作者は略歴を見る限りヤクザと右翼の専門ライターのようだ。そのためか、山口組三代目を持ち上げ過ぎているきらいがある。客観性では『東京アンダーグラウンド』のほうが遥かに優れていた。しかし興業とヤクザ、あるいは芸能とヤクザは切っても切れないと改めて思ってしまう。2010/12/09

Akio Kudo

0
★★★★ ヤクザと平気で付き合う芸能人のモラルのなさは当然かもしれない。2019/03/11

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