内容説明
あの名調子はいかにしてうまれたか。関西テレビアナウンサー杉本清が初めて明かす競馬ファン待望の一冊。
目次
それ行けテンポイント、ムチなどいらぬ
さあ、ゲートが開いた
無冠の貴公子に春が訪れます
トウメイが待っている
菊の季節にサクラが満開
あなたのそして私の夢が走っています
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だーぼう
22
ノスタルジーはどんどん美化されていくけど…まだまだ、あなたのそして私の夢が競馬場を走っているはず。ブログに感想を書きました。2018/11/24
ぺぱごじら
21
昭和の後半~平成の序盤、毎週日曜はこの方の声で『15:30(メインレース)』を知った。やる気なさげに京都競馬場の緑を誉め、原稿を斜め読みするようにレース前半を語り、そのくせ直線に入ると熱狂を抑え切れないようにトーンが高まり、ゴール板で数々の『名台詞』が飛び出す。馬券など買えない学生でありながらそれでも競馬を好きになったのは彼の『せい』(笑)。実況・レース・騎手・馬の話をアナウンサー視点でさらっと書き上げた一冊。『雪は止んだ!フレッシュボイスだ!』『菊の季節にサクラ!』そして『私の夢はバンブーです!』(笑)2012/05/12
wasabi
2
ロマン溢れる数々の名言を残した氏は、競馬実況の伝説の達人として語り継がれよう。2009/01/16
たから
1
実況マニアとして(笑)愛してやまない杉本清さんのエッセイ。もうあんな実況は生まれないだろうな…あ、園田の吉田勝彦さんがいたか。吉田さんのエッセイも読んでみたい。
まつだ
0
「ウマ娘」原作。ひさしぶりに再読。発行は1992年。今から思えば、まさか93年はあんな1年になるとは想像もできなかっただろう。2021/04/05