検事・沢木正夫 第三の容疑者

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575235241
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人びとの哀しい跫、止まらない涙。珠玉の検察小説。

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京生まれ。データベース会社に勤務のかたわら執筆した『原島弁護士の処置』でオール読物推理小説新人賞を受賞。『土俵を走る殺意』で第十一回吉川英治文学新人賞、『絆』で第四十一回日本推理作家協会新人賞をそれぞれ受賞。社会派推理、法廷ミステリー、時代小説等幅広いジャンルで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっこ

52
検事・沢木正夫シリーズ第2弾。公判部の沢木検事が取り調べを行っている会社員殺人事件と、老夫婦強盗殺人事件の審理とが並行して進みます。どこでどう繋がるのか気になり一気読み面白かったです。沢木検事の「まず人として」といった信念は検事という職にとても必要なものなんだなと思います。「堂本」の冤罪を晴らすべく頑張っていた弁護士と支援者の青年二人…善い人だったな。「いじめ」はやっぱり犯罪だ。2019/11/16

達ちゃん

35
人間味あふれる沢木検事が2つの事件を解きほぐすミステリー。まったく別の事件が次第につながっていき、真実が突き止められますが、最後はちょっと切なく悲しい結末でした。2016/11/27

よんよん

18
罪を決して許さぬ検事沢木正夫と人間沢木正夫との折り合いをどうつけるのかというあたりから、一気に読み終えた。人間味があるから、惹かれるのだろうと思う。深く考えず、楽しめる作品でした。2013/07/12

まるぷー

11
沢木検事は公園での殺人事件を追う。一方別の検事は老夫婦強盗殺人事件を。容疑者は逮捕され裁判に。ところが捜査するうちに二つの事件に接点が。そして冤罪であり意外な人物が犯人に。沢木検事はその真相に検事沢木正夫か人間沢木正夫をとるか苦悩する。罪は裁かれねばならないが冤罪となると悲しいものだ。2014/01/26

asa.com

9
少年の時、甲子園で見たヒーローを救うため、冤罪事件に強い新田弁護士が担ぎ出される。 強盗殺人の主犯として裁かれる。 一方、検事沢木正夫は他の札事件を担当・・・。 新田弁護士と沢木検事。 担当する事件も違う、立場も違うが、互いに尊敬し信頼し合う。 犯人がな~。やっぱりそこに落ちるのか。。。2014/09/29

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