Futaba novels<br> 餓狼伝〈8〉

Futaba novels
餓狼伝〈8〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575005493
  • Cコード C0293

内容説明

ぬう!?その背に、左の蹴りを―いや、膝か。そう思った文七の背に、太い電流が疾り抜けた。踵!文七の頭上から、葵文吾の左足の踵が、凄い勢いで落ちてくるところであった。文七は、後方に跳んだ。文七の顔前、鼻先をこするようにして、葵文吾の左足が真上から真下に、通りすぎてゆく。―世界最強決定トーナメント出場をめぐり、葵流三兄弟の恐るべき執念と技が、文七、象山、姫川らを襲う!!真に闘う男たちを描く、空前の格闘小説第8弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0607xxx

7
平成8年発行ということもあり、当時の格闘技の状況と合わせながら進めるかの如く、バーリ・トゥードやブラジリアン柔術が登場。漫画版の復活希望。2014/09/17

S.F.River

0
昔、夢中で読んだ。 5.0

ぬきゃま

0
なんか夢枕獏作品はバーで酒飲んでから戦う率高いな。後は偉いおっさんの机がマホガニー。33頁に間違いがある。これだと密丸が葵三兄弟の三男になってしまう。柳澤達朗の描く松尾象山は普通のおっさんな感じがするので好きではないが、姫川勉は素晴らしいと思う。2013/06/19

山猫

0
シリーズ8作目。漫画版には登場しない葵流の葵3兄弟が登場してきて内容が漫画と異なってきます。毎巻新しい登場人物が現れるので終わらす気はないんでしょう。2010/08/25

Kusashiai

0
10年以上振りに『餓狼伝』を再読。この巻のエピソードは結構強烈な印象として残っていたが、改めて読んでみたら意外に拍子抜け。今となってみれば、当時の格闘技界を席巻するバーリ・トゥード旋風に作者が圧倒されていたか? もしくは様子見か? ストーリーとしては停滞気味。葵流を取り巻く異様な家族関係や、エゲツない技の応酬の数々には凄みが有る。しかし、葵流の強さをそのような異常な出来事で印象付けるのは、作者が梅川 丈次の背後に見え隠れするバーリ・トゥードと、葵流の強さを描き分ける表現上の苦労から来たのではないだろうか。2012/02/26

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