PHP文庫<br> 「諜報の神様」と呼ばれた男―情報士官・小野寺信の流儀

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PHP文庫
「諜報の神様」と呼ばれた男―情報士官・小野寺信の流儀

  • 岡部 伸【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569902975
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国側から恐れられた「インテリジェンス・ジェネラル」小野寺信は、なぜ、欧州の地で価値ある情報を入手できたのだろうか。それは、小野寺が人種や国籍、年齢、宗教などを越えて、あらゆる人たちと誠実な人間関係を結んでいたことと無縁ではない――(序章より)
「インテリジェンス」の極意を体現した日本人武官「小野寺信」。イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官といわれるこの男は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、原爆開発情報といった様々な重要機密にとどまらず、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいた――。第22回山本七平賞受賞の気鋭のジャーナリストが、丹念に第一級史料を調べ上げ、取材を重ねる中で、見極めることのできた真の愛国者「小野寺信」の流儀。

[目次構成]
序章 インテリジェンスの極意を探る
◆諜報の神様、ヒューミントの達人◆日本版CIA設立に向けて ほか
第一章 枢軸国と連合国の秘められた友情
◆「あなたはポーランドの真の友人」◆死後四十五年目の昇進と「英雄」の顕彰碑 ほか
第二章 インテリジェンス・マスターの誕生
◆「生きた語学」を実戦で学ぶ恰好の機会◆英才教育を受けて「陸軍第一の赤軍通」の道へ ほか
第三章 リガ、上海、二都物語
◆命にも等しい暗号書を着物の帯に◆中国共産党が謀った? 盧溝橋事件 ほか
第四章 大輪が開花したストックホルム時代
◆MI6より日本に忠誠をつくす◆〝ソ連情報源?の開示を迫ったキム・フィルビー ほか
第五章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関
◆聡明で語学堪能、そして強い愛国心と法学博士号を持つ弁護士◆007のようにハンサムでスマート ほか
第六章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力
◆外交特権を切り札に、ポーランド諜報組織を守る◆ヒューマニズムとインテリジェンス ほか
第七章 オシントでも大きな成果
◆?んだものの握りつぶされた? アメリカの原爆情報◆新聞が描き出す、隠しきれない重要情報 ほか
第八章 バックチャンネルとしての和平工作
◆スウェーデン国王グスタフ五世からの忠告◆終戦前日、英王室から親電 ほか
*本書は、二〇一四年に刊行された『「諜報の神様」と呼ばれた男――連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀』の副題を改題し、「文庫版まえがき」を新たに書き下ろして刊行するものです。

内容説明

インテリジェンスの極意を体現した日本人武官。独ソ開戦、ソ連参戦のヤルタ密約…。なぜ、歴史的スクープを連発できたのか?組織の命運を決する「情報戦」の勝ち方。

目次

序章 インテリジェンスの極意を探る
第1章 枢軸国と連合国の秘められた友情
第2章 インテリジェンス・マスターの誕生
第3章 リガ、上海、二都物語
第4章 大輪が開花したストックホルム時代
第5章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関
第6章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力
第7章 オシントでも大きな成果
第8章 バックチャンネルとしての和平工作

著者等紹介

岡部伸[オカベノブル]
1959年、愛媛県生まれ。立教大学社会学部社会学科を卒業後、産経新聞社に入社。米デューク大学、コロンビア大学東アジア研究所に客員研究員として留学。外信部を経て、モスクワ支局長、社会部次長、社会部編集委員、編集局編集委員などを歴任。2015年12月から19年4月まで英国に赴任。同社ロンドン支局長、立教英国学院理事を務める。現在、同社論説委員。著書に、『消えたヤルタ密約緊急電』(新潮選書、第22回山本七平賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。