PHP新書<br> 戦後経済史は嘘ばかり―日本の未来を読み解く正しい視点

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戦後経済史は嘘ばかり―日本の未来を読み解く正しい視点

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569827926
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

バブル期はインフレじゃなかった。高度成長の要因はほとんど為替。通産省は役立たず……。驚きと興奮の「真実の経済史」、ついに登場!

【著者紹介】
嘉悦大学教授

内容説明

世界から「奇跡」と称された高度経済成長を成し遂げ、やがてバブルの崩壊から「失われた二十年」といわれるほどのデフレ不況に落ち込んだ日本。なぜわれわれは、かくも成功し、そしてかくも失敗したのか…。この日本経済の歩みの要因分析について、いま、あまりに広く「間違いだらけの常識、思い出み」が流布している。本書では、それらの誤謬を、わかりやすい論証で一刀両断。「真相」がシンプルかつ明快に解き明かされていく。まさに、驚きと知的刺激の連続!未来を正しく見通すためにも、ぜひ読んでおきたい、新しい「戦後経済史」の決定版。

目次

プロローグ 経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない
第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々
第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?
第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?
第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた二十年」
終章 TPPも雇用法制も、世間でいわれていることはウソだらけ

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
株式会社政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。都立小石川高等学校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年、『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
この人の論点は今まであまり評価してこなかったのですが、この本を読んでいてかなり勉強された、という感じを持ちました。むかしからわかっていたことですが、マスコミなどはあまり取り上げなかった、ということをわからせてくれます。結局今の経済政策も何もしない方がいいのだということがよくわかります。2016/09/17

ぷれば

32
戦後、世界から奇跡と称された高度経済成長。バブル崩壊。失われた二十年ともいわれるデフレ不況。成功も失敗も、、日本経済の要因分析はあまりに間違いだらけの常識と思い込みが広く流布されている。本書ではこうした語謬を一刀両断し、わかりやすい論証で、シンプルかつ明快に「戦後経済史の真相」が解き明かされている。過去分析のみならず、日本経済の未来をも読み解く鍵となる。経済史がおもしろい!と夢中になる一冊。 2016/08/07

だろん

17
笑う経済学者 天才・高橋洋一氏が斬るw まぬけな日銀総裁「平成の鬼平」のハードランディング(ハードクラッシュ?)からの失われた20年をまとめたもの。ずっと日銀・各省庁の利害やメンツ、マスゴミの政治的な思惑など、いつも国内の金融政策・税制は様々なバイアスがかけられて、正論が捻じ曲げられてきたけど、そういう雑論をそぎ落とし、難しい理論もオミットして極力、簡素化して述べてくれてます。雑論に侵されたデフレ容認派、財政派、TPP脅威派の議員さんにご一読いただき、諸々の議論はそれからにしてほしいものです。2016/03/12

南北

15
戦後経済史について、一般に信じられていることと実情とは全く異なるのがわかる本です。高度経済成長は通産省が主導したわけではなく(城山三郎の『官僚たちの夏』がファンタジー小説だということです)、バブルも起きている最中にはなかなかバブルだということがわからず、はじけた後に初めてバブルだとわかるのだとか、「失われた20年」は日銀が誤った政策を続けていたためだということがわかります。また、国際金融のトリレンマや国際平和の5要件などは参考になりました。2017/05/22

TheWho

13
東大の数学科と経済学部を卒業して大蔵省へ入省した異色の官僚で、先頃新型コロナのさざ波発言で管政権の内閣官房参与を辞任した時の人でもある著者が語る戦後経済史の真実。特に目から鱗だったのは、戦後1ドル360円の固定相場制が、日銀のドル買い介入により維持され、かつその為に市中に金が溢れインフレを牽引し高度成長が引き起こされたと観点であった。但し著者の観点は、マクロ経済学に傾斜し過ぎで、グローバル経済や市場開放に容認し過ぎな様にも感じた。改めてリフレ派とMMT派との違いを考えさせられた1冊です。2021/07/13

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