出版社内容情報
77歳になったいまも自己べスト(作品の質や話題性でも)を更新し続ける元祖・独立系(映画会社に属さない)映画監督のわが体験的仕事論。
【著者紹介】
映画監督
内容説明
大林宣彦、77歳。いま最も旬な日本人映画監督である。映画会社に就職しなければプロの映画監督になれなかった時代に、道なき道をいかに切り拓いていったか。映画界が大きく変化しても、第一線で活躍し続けていられるのはなぜか。その半生と仕事論を語り尽くす。トラブルや失敗をプラスに変える逆転の発想法、スタッフの力を引き出す秘訣など、実践的ヒントも満載。
目次
第1章 僕はこうやって面白く、愉しく、一所懸命に映画を作ってきた 前編―8ミリ映画のフィルムアーティストが、三十九歳の新人映画監督になるまで
第2章 いかに仕事を面白くし、人生を愉しむか―マイナスをプラスに変える逆転の発想。仕事に立ち向かう心構えについて
第3章 いかにやりたい仕事をやるか―本当の「仕事」をするための七つの原則。「逆転の発想」・実用編
第4章 いかに一緒に働く人の力を引き出すか―チーム力を最大化するためのマネージメント術。良いリーダーになるための法則
第5章 いかに時代の変化に対応していくか―アナログからデジタルへの時の流れの中で、どう生きて前へ進むか。常に第一線にいるために
第6章 僕はこうやって面白く、愉しく、一所懸命に映画を作ってきた 後編―『HOUSE/ハウス』から『野のなななのか』まで。終生インディーズ映画作家の、人生の冒険
巻末対談 大林宣彦×中川右介―時代をひた走る、大林ワールドへ
著者等紹介
大林宣彦[オオバヤシノブヒコ]
1938年生まれ、広島県出身。67年、16ミリによる自主映画『´EMOTION=伝説の午後・いつか見たドラキュラ』が高評価を得る。『喰べた人』(63)はベルギー国際実験映画祭審査員特別賞受賞。この頃からコマーシャル・フィルム製作に本格的に関わり、2000本を超えるテレビCMを手がける。77年、『HOUSE/ハウス』で劇場映画に進出。同年、『瞳の中の訪問者』とともにブルーリボン新人賞受賞。2004年春の紫綬褒章受章、2009年秋の旭日小綬章受章
中川右介[ナカガワユウスケ]
1960年生まれ、東京都出身。早稲田大学第二文学部卒業。出版社IPC編集長を経て、出版社アルファベータを設立、代表取締役編集長(2014年まで)として『クラシックジャーナル』のほか、音楽家や文学者の評伝や写真集を編集・発行。2003年からはクラシック音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲、漫画などの分野で執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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