人生成功のバイブル―人間愛の巨人・蓮沼門三の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569642918
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「修養団」の創始者・蓮沼門三の生涯と哲学。

善行団体「修養団」(SYD)の創始者・蓮沼門三は「人間愛の巨人」と呼ばれた。社会教育に生涯を捧げた男の生きざまと哲学とは?

蓮沼門三は明治15年、福島県会津地方の小村に生まれ、東京府師範学校(東京学芸大学の前身)に学び、教師をするかたわら、日本の社会教育の源流といわれる「修養団」を創立。社会の風紀改善、青少年の健全な精神教育を運動の柱に掲げた「修養団」は、渋沢栄一、大隈重信、新渡戸稲造、平沼騏一郎など各界の名士の賛同を得て、戦前の最盛期には団員が百万人を超える。その活動は三井、三菱、住友といった大財閥の労使協調路線に大きな影響を与えるとともに、戦後も産業界の中に深く浸透し、日本経済の発展を陰から支えたといっても過言ではない。

▼本書は、昭和55年に98歳で大往生を遂げた蓮沼門三の生涯とその思想・哲学をあますところなく描いたもの。蓮沼が提唱した「愛と汗」の精神とは何か。悩める人の魂をどう救ったか。迷える人の魂をどう導いたか。……繁栄を手に入れた一方で日本人が忘れてしまった生き方を示す魂の評伝。

●第1章 蓮沼の偉業と人間山脈<その1>―明治後期から関東大震災直前まで 
●第2章 蓮沼の偉業と人間山脈<その2>―関東大震災から終戦まで 
●第3章 蓮沼の偉業と人間山脈<その3>―戦後の昭和時代 
●第4章 人格と思想の形成史<その1>―幼・少年時代~青春時代 
●第5章 人格と思想の形成史<その2>―青年時代の前期と後期 
●第6章 人格向上(修養)と幸福観 
●第7章 教典と白色倫理運動 
●第8章 自然随順と日本の心 
●第9章 蓮沼門三の素顔

内容説明

社会教育の源流ともいえる「修養団」の創設者。無数の人に愛、希望、勇気を与え続けた聖人。三井・三菱・住友など産業界を善導した人格者。

目次

第1章 蓮沼の偉業と人間山脈その一―明治後期から関東大震災直前まで
第2章 蓮沼の偉業と人間山脈その二―関東大震災から終戦まで
第3章 蓮沼の偉業と人間山脈その三―戦後の昭和時代
第4章 人格と思想の形成史その一―幼・少年時代~青春時代
第5章 人格と思想の形成史その二―青年時代の前期と後期
第6章 人格向上(修養)と幸福観
第7章 教典と白色倫理運動
第8章 自然随順と日本の心
第9章 蓮沼門三の素顔

著者等紹介

山口彰[ヤマグチアキラ]
1933年、横浜生まれ。著述家、NPO(特定非営利活動)法人日本深層心理研究会主幹。日本大学・青山学院大学大学院で心理学専攻。産業能率短大講師、同短大付属経営研究所主任研究員、産業心理センター所長を経て、現在に至る。産業界の人材開発、創造性開発のトレーナーとして活躍する一方、産業カウンセラーとして、企業人の能力開発・心理指導には定評がある。社会教育の源流についての研究等により、2003年、文部科学省から社会教育功労章を受章
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