出版社内容情報
ロボットはどこまで人間に近づけるのか。
ロボットはどこまで人間に近づけるか。二足歩行や人工知能のメカニズムから、ロボット社会など最新の話題までをわかりやすく解説。
内容説明
二本足で走り、ボールも蹴れば、ダンスも踊る…。九〇年代から日本のロボット開発は目覚ましい発展を遂げてきた。はたして、そんなロボットは、何の役に立つのだろうか?研究・開発の最前線はどこに向かおうとしているのか?ロボット研究の草創期から携わってきた第一人者が、今日までの道のりを振り返り、ロボット社会の夢と課題を説く。ロボット都市構想は実現するか?癒し系ロボットは高齢者を孤独から救えるか?心や人格を持ったロボット出現の日も近い!?ものづくり精神の究極に迫る一冊。
目次
序 ロボットと人間は近くて遠い仲
第1章 ロボットは経験から学ぶことができるか―学習するロボット
第2章 ロボットに心を持たせることはできるか―ロボットにおける知、情、意
第3章 ロボットはどうすれば人間と共生できるか―産業用ロボットからサービスロボットへ
第4章 ロボットは群れることができるか―自律分散ロボットシステム
第5章 ロボットはどれだけ環境を認識できるか―視覚センサー、触覚センサー、そして聴覚センサー
第6章 ロボットが巧みに手作業を行うためには―マニピュレータの力制御
第7章 ロボットはどうやったら歩くことができるか―歩行機械からヒューマノイドへ
第8章 知能ロボットの研究はいつ頃始まったか―知能ロボット研究の歴史
第9章 作業をしないロボットたち―癒し系ロボット
著者等紹介
長田正[ナガタタダシ]
1932年、福岡県生まれ。九州大学工学部電気工学科卒業、同大学大学院工学研究科修了。工学博士。1959年、電子技術総合研究所(現・産業技術総合研究所)入所。1965年、カリフォルニア大学バークレー校留学。1970年、電子技術総合研究所情報制御研究室長。1980年、九州大学工学部教授。1995年、財団法人九州システム情報技術研究所初代所長に就任。九州大学名誉教授。福岡市顧問。電気学会業績賞など受賞多数。長年にわたり、日本の知能ロボット研究を牽引してきた第一人者である
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