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焼肉・キムチと日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569634005
  • NDC分類 596.22
  • Cコード C0277

出版社内容情報

焼肉・キムチが日本の食べ物となった現象を考察。

焼肉やキムチはどうしてやみつきになる? 韓国料理から「日本の食べもの」となった食文化現象を文化的、科学的見地から解き明かす。

内容説明

朝鮮半島の食生活文化である焼肉・キムチは、いまや日本人の食生活の中にすっかり定着した。焼肉店はBSE騒動を乗り越えて再び活況を呈し、キムチの消費量はうなぎのぼりで、日本の漬物全体の四分の一を占めるに至った。本書はこれら韓国料理の人気の秘密を、文化的、科学的な見地から重層的に分析。焼肉のルーツ、無煙ロースター革命、トウガラシ日本伝来説、なぜキムチは健康によいのか、キムチのバイオ研究、エンドルフィン効果、日韓キムチ戦争など、豊富な事例で日韓交流の一側面を照らす。

目次

第1部 焼肉(焼肉のルーツ;牛肉と儒教文化;酒と肉;日本の焼肉料理;元気のでるおいしい料理 ほか)
第2部 キムチ(いまキムチは;世界に普及するキムチ;キムチの歴史と文化;トウガラシ革命;典型的な発酵食品 ほか)

著者等紹介

鄭大声[チョンデソン]
1933年京都府生まれ。本籍・慶尚南道。1961年大阪市立大学理学部大学院修士課程修了。理学博士。朝鮮大学校理学部教授、モランボン味の研究所所長などを歴任し、現在は滋賀県立大学人間文化学部教授、大阪経済法科大学客員教授
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感想・レビュー

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結城あすか

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確実な実証は無いのにわざわざ仏教伝来以前には肉食文化があったから、肉食は本来、朝鮮固有の食文化だと主張してるあたり、なんか典型的な韓国人の思考回路で書かれてるような気がするにょ。あと気になったのは、日本での焼肉の普及がキムチとセットだという語られ方がしてる点にょ。日本では80年代以前にキムチは一般的な食べ物では無かったにょ。2004/08/08

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