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気づかせて動かす―熱情と理のマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569629919
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0034

出版社内容情報

『スクール・ウォーズ』の裏に隠された人材術。

怒る、ほうっておく、のではない。選手に気づかせるのだ。『スクール・ウォーズ』のモデルとなった師弟コンビが語る感動の人材活性術。

怒る、無視する、のではない。選手に気づかせるのだ。『スクール・ウォーズ』のモデルとなった師弟コンビが語る感動の人材活性術。

▼京都一の不良学校からラグビーで全国制覇を成し遂げるまでにした”泣き虫先生”こと山口良治。一方、ラグビー部のキャプテンとして選手を引っ張っていった平尾誠二。

▼いかにして不良たち、やる気のなかった部員たちは、ラグビーに情熱を注ぎ、厳しい練習に耐え、仲間を思いやる気持ちを育んだのか。TVではけっして明らかにされなかったドラマが初めて明かされる。

▼山口は言う。「おれは日本代表だったんだ。おれは教師だ、おれは監督だというおごりが、いつもあったんだ。そういう自分にそのとき気がついたんだ。自分で気づくことがリーダー、指導者にとって何より大事なことであるならば、指導者は気づかせてやることが一番重要なんだ」と。

▼本書はリーダー、指導者にとって組織変革のバイブルであり、親にも読んでもらいたい一冊だ。

[1]「気づく」ことで「自分を変える」ことができた 
[2]「熱情」があれば、必ず人は動く 
[3]どうしようもない相手に、いかに気づかせるか 
[4]自分で考え、自ら動く人間を育てるために

内容説明

話を聞かない、考えない、動かない選手たち…。叱るのでもない、無視するのでもない、「気づき」を与えて動かせ。感動のTVドラマ『スクール・ウォーズ』の泣き虫先生と教え子が導くリーダー、指導者のためのバイブル。

目次

1 「気づく」ことで「自分を変える」ことができた(平尾を見て「こんな子とラグビーをやりたいな」と思った;「山口先生にラグビーを教えてもらいたい」。それが伏見進学のきっかけだった ほか)
2 「熱情」があれば、必ず人は動く(先生にあるのは純粋に生徒を想う愛情だけ。だからこそ伝わる;「おまえなら素晴らしい選手になれる」。その言葉が支えとなった ほか)
3 どうしようもない相手に、いかに気づかせるか(教育とコーチング;指導者に大切なのは「自分で気づくようにしむけてやる」こと ほか)
4 自分で考え、自ら動く人間を育てるために(勝つことよりも「子どもたちをどう変えていくか」;隙のないラグビーを教えるより、「考えさせる」ほうが大事 ほか)

著者等紹介

山口良治[ヤマグチヨシハル]
伏見工業高校ラグビー部総監督。1943年、福井県生まれ。日本体育大学卒。若狭農林高でラグビーを始め、日体大へ進学。現役時代は闘志のフランカー、名キッカーで鳴らし、67年、日本代表チーム入り。大学卒業後、岐阜県立長良高校・岐阜工業高校教諭、京都市教育委員会勤務、74年、京都市立伏見工業高校教諭などを経て、98年、京都市文化市民局スポーツ振興室部長、京都市スポーツ政策監などを歴任。2003年、定年退職。現在、京都市スポーツ政策顧問・京都アクアリーナ館長。この間、75年から伏見工ラグビー部監督、98年、総監督に就任。81年、全国大会で初優勝。全国的には無名だった同部を育てあげ、テレビドラマ『スクール・ウォーズ』のモデルにもなった

平尾誠二[ヒラオセイジ]
1963年、京都市生まれ。神戸製鋼ラグビー部GM。81年、伏見工業高校3年の時、全国高等学校ラグビーフットボール大会優勝。82年、19歳4カ月で史上最年少の日本代表(当時)に選ばれる。85年、同志社大学で史上初の全国大会選手権3連覇。86年、神戸製鋼に入社。89年以降、日本選手権大会V7達成。97年、ラグビー日本代表監督に就任。99年、パシフィックリム選手権に優勝し、4大会連続のワールドカップ出場を達成
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nocturne2015

7
久々に読んだ。キャプテンとして、媚びない、キレない、意地を張らない。目標があるから、それらができる。2022/01/08

Humbaba

4
強い相手に勝利する。そのためには、非常に厳しい練習が必要である相手と自分都のレベル差が大きければ大きいほど、追いつくために必要な労力は高まっていく。それでも同じ人間であり、同じ高校生。必死で練習すれば条件次第では勝利できない相手というわけではない。2014/02/06

Humbaba

3
本気で相手と向き合う。それは簡単なことではない。また、例え本気で向き合ったとしても、すぐに相手の行動が変わってくれるとは限らない。一度でうまくいかないからといって諦めず、続けていればやがて頑なだった相手も心をひらいてくれる時が来るだろう。2013/10/01

コホーー

2
昔読んだ本。タイトルにもあるように、人を動かすには「気づかせる」ことが大切。2010/04/01

nocturne2015

2
スポーツを通して得られること、体力だけでなく、人との付き合いを通してのリーダー形成。人を動かすには、思いを伝え、気づかせること。その人にどうなってほしいかという思い。怒って伸ばすのではなく、楽しんで伸ばす。 2015/11/03

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