出版社内容情報
経営者が見失ってはならない15の原理原則。
経営者が絶対に見失ってはならないのが、原理原則である。それを「部下信頼」「理情調和」「公私峻別」など15カ条にまとめ、説く。
いずれの経営であろうとも、次の四つの要素が前提になければならない。すなわち原理・原則、政策、戦略、そして情報伝達である。
▼しかし中でも、原理・原則はなんといっても重要である。常に変わらぬ原理・原則というものがなければ、経営を確実に進め発展させていくことは不可能である。
▼低迷が続く日本経済。変化の時代、厳しい時代であるからこそ、原理・原則を見つめ直すことが重要となる。本書では、経営者が自覚していなければならない、いつの時代にも通じる普遍的な原理・原則を、十五項目に集約して説き明かす。
▼経営は本来、成功するようになっている。にもかかわらず上手くいかないとすれば、その理由は経営者の内にある。「権威活用」「衆知収集」「理情調和」「部下信頼」「透明清廉」「人徳修身」「人間大事」などの十五項目で、改めて自社、自部門の現状を見直してはどうだろう。逆風のいまこそ、経営を立て直すには絶好のチャンスである。
[1]権威活用
[2]衆知収集
[3]即断即決
[4]方針提示
[5]部下信頼
[6]理情調和
[7]人材豊富
[8]透明清廉
[9]果敢挑戦
[10]着実発展
[11]公私峻別
[12]率先垂範
[13]人徳修身
[14]素直無心
[15]人間大事
内容説明
本書は、今日の時代性を経営に必要な要素のPRINCIPLE(原理・原則)を中心にまとめたものである。
目次
権威活用
衆知収集
即断即決
方針提示
部下信頼
理情調和
人材豊富
透明清廉
果敢挑戦
着実発展
公私峻別
率先垂範
人徳修身
素直無心
人間大事
著者等紹介
江口克彦[エグチカツヒコ]
PHP研究所代表取締役副社長。昭和15年生まれ。慶応義塾大学を卒業後、松下電器に入社。その後PHP研究所。昭和51年より経営を任され、平成6年現職に就任。松下幸之助晩年の22年間、つねにその側で仕事をし、日々の交流のなかで薫陶をうけてきた。また大阪大学客員教授、経済同友会幹事(地方行財政委員会委員長)、研究提言機構「世界を考える京都座会」コアメンバー、「歴史街道」推進協議会理事、松下社会科学振興財団専務理事等に就任。また内閣総理大臣諮問機関経済審議会特別委員、松下電器産業株式会社理事、東京杉並区21世紀ビジョン審議会委員等を歴任している
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