母性崩壊

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母性崩壊

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569608815
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  「児童虐待」「学級崩壊」はなぜ深刻化するのか。ベストセラー『父性の復権』の著者が、「母性」をキーワードに日本社会の病理を摘出。  母親によるわが子の虐待・殺害が急増している。 炎天下、パチンコ店の駐車場で、幼児を車の中に何時間も置き去りにする母親。男友達と遊び歩き、わが子を栄養失調で死に至らしめる母親。小学生の娘を縛り上げ、夫と友人の三人で打ち殺してしまった母親……。わが子が可愛いと思うのは母親の健全な、普通の姿である。だとするならば、今起きている幼児・児童への虐待は、母親の母性本能の崩壊として見ていかなければならない。 ところが、「『母親ならば自分の子が可愛いのが当たり前』という母性本能説が母親を追いつめて、子どもを虐待させる原因になっている」と主張する人々が少なくない。 心理学の領域から家庭・教育問題を論じ続けてきた著者は、そうした「母性神話」原因説の誤りを徹底的に批判すると共に、さまざまな角度から母性本能の崩壊を分析する。そして、子どもが可愛くない母親、母親に可愛がられない子どもが、いかにすればなくなるかを探る。  ●序章 虐待はなぜ起きるのか ●第1章 母性崩壊の三つの型 ●第2章 子どもへの影響 ●第3章 母性崩壊の原因 ●第4章 「母性神話」原因説の誤り ●第5章 母性崩壊の治療と予防

内容説明

「幼児虐待」はなぜ起きるのか。父性論議を巻き起こした『父性の復権』から3年―。20年あまり青少年の心理カウンセリングと母親の相談に携わってきた著者による待望の書き下ろし。

目次

序章 虐待はなぜ起きるのか
第1章 母性崩壊の三つの型
第2章 子どもへの影響
第3章 母性崩壊の原因
第4章 「母性神話」原因説の誤り
第5章 母性崩壊の治療と予防