内容説明
古代から現代まで、西洋美術の流れをコンパクトにまとめ図版309点をオールカラーで掲載。カラー年表及び関連地図を添えた、学生の参考書として最適の美術史入門書。
目次
原始美術と現代オリエント美術
ギリシア美術とローマ美術
中世(初期キリスト教美術・ビザンティン美術・初期中世美術;ロマネスク美術・ゴシック美術)
イタリア初期ルネサンス美術・15世紀の北方美術
イタリア盛期ルネサンス美術・マニエリスム・北方ルネサンス美術
バロック美術・ロココ美術
近代(新古典主義・ロマン主義・写実主義;印象主義・象徴主義・後期印象主義)
現代(世紀末から20世紀へ;変貌する建築と彫刻;20世紀の新しい絵画運動;建築―ポストモダンへ向かって戦中から戦後へ;抽象表現主義の波;ネオ・ダタとポップ・アート;空間と運動;表現世界の拡大)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミエル
13
ざっくりと世界の美術史を俯瞰できる一冊。あれってなんだっけ?な時の確認用にとりあえず今も持ってます。2015/02/12
misui
4
あやふやだった古代から中世あたりまでの流れを把握できた。アッシリアの五本脚の怪獣像は何度見ても脳がバグる。2020/06/14
ソフィア
3
あまり知らなかった古代の芸術から、現代の芸術まで詳しく解説してあります。ですが、現代区分が2015現在から見たら古く感じられますね。それだけ芸術も科学技術と同じように日進月歩に発展してきているということでしょうか。現代芸術はパッと見ると素通りしてしまいそうですが、古典芸術よりも(と書いては失礼かもしれませんが)制作者は頭を捻らせているのではないかと思います。そんな制作者の意図を考える楽しみもあるのが、現代芸術ならではなのでしょうね。2015/02/03
脳疣沼
2
芸術家がどんどんやることなくなってきて、苦しんでいる様子が分かる。2020/06/24
さんとのれ
2
西洋の美術史をかなりコンパクトにまとめた本。様々な“主義”を経た後にたどり着いた現代美術は、枠に一切とらわれず行きつくところまで行きついたという感じだが、それでもしばらくすればより新しい形の芸術がまた生まれてくるのだろうか。2016/01/06