出版社内容情報
《魔法のゆび》をもった女の子。不幸がおこるから、その指は使っちゃいけない。でもある日のこと、お隣のグレッグ一家に使ってしまった。だってあの家族は毎週、銃をもって森へいき、動物たちを撃ってるんだもの。そしたらグレッグ一家はー? ブラックユーモアいっぱいの物語。 小学校中学年~
内容説明
《魔法のゆび》をもった女の子。不幸がおこるから、その《ゆび》は使っちゃいけない。でも、罪のない動物を殺して狩りを楽しんでいる隣の一家に、つい《ゆび》を使ってしまった。そうしたら…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つき
12
狩を楽しむ親子に怒りを覚えて、不幸を呼ぶため使っちゃいけない"魔法のゆび"を使ってしまった。ジンクスかなにかで、不幸の積み重ねが起こるのかと思ったら、全然違ってた。本当に魔法じゃん! 最後はまた、とんでもないことが起こりそうな予感がする。続きを考えるのも楽しい。2017/08/09
ももちゃん
4
ロアルド・ダール得意の魔法のお話し。 怒りを感じると指を向けた先に魔法をかけることができる女の子。外見を動物にされるのって怖いです。 カフカの変身のような怖さ。 ウィリアム・ベン・デュボアの絵はこの作品をより不気味で不思議なものにしています。 ダールコレクションの方も読んで見たい。 2017/04/20
じゅりえっと
2
小さい頃は、自分も主人公みたいに怒ったら指で魔法をかけられるって信じてたな…。懐かしいお話。最後のページの指を突きつけてる絵は強烈に記憶に残ってる。2017/06/10
カヤ
2
魔法のゆびがなんなのかよくわからないけど、それを使った展開が予想外でおもしろい。2016/11/14
chatnoir
2
紫系の装丁の本を持っています。 小さい頃に読んだのですが、挿絵も不気味だったし、お話も不気味でしたねぇ。インパクトが強くて、忘れられません。