内容説明
情報ネットワーク社会の礎をなすのがデータセキュリティを確保する技術である。本書は、その主要な暗号理論と認証技術について、初学者はもとより、関係分野の研究者の参考書としても役だつようまとめられている。
目次
１ 暗号の基礎（暗号基礎；暗号と素因数分解）
２ 零知識証明（零知識証明の初歩と応用；ゼロ知識証明と電子現金プロトコル；零知識証明と依頼計算；計算量理論と零知識証明；零知識証明で証明できる問題のクラス；暗号学的に安全な疑似乱数）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kgbu
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主にゼロ知識証明について、同時に読んでいた「暗号・ゼロ知識証明・数論」と補完しながら眺めました。技術的ポイントを押さえるにはいい本かと思うのですが、筆者が章ごとに異なるせいか、簡潔なのはいいのですが、VSSとかOTの説明も読みたかったなぁと思いました。2009/03/17
