トールキンのクレルヴォ物語

個数:

トールキンのクレルヴォ物語

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年06月16日 01時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562053889
  • NDC分類 933
  • Cコード C0098

出版社内容情報

トールキンが1914年に執筆した未発表作品で、フィンランドの神話伝承「カレワ ラ」を再話したもの。トールキンが1914年に執筆した未発表作品で、フィンランドの神話伝承「カレワ ラ」を再話したもの。指輪物語などの舞台であるミドルアースの原点となった作品。シルマリルの物語の登場人物にも大きな影響 をあたえたものと思われる。

J・R・R・トールキン[ジェイアールアールトールキン ]

塩崎 麻彩子[シオサキ マサコ ]

内容説明

トールキン・ファンタジーの原点、待望の刊行!!北欧民族叙事詩の英雄たちの物語―深い共感とともに、生き生きと描かれる魅力的な作品!

目次

1 「クレルヴォ物語」(「クレルヴォ物語」;名前リスト;あらすじの素案)
2 『カレワラ』(『カレワラ』に関する論考への序文;「『カレワラ』すなわち英雄たちの土地について」;『カレワラ』;トールキン、カレワラ、そして「クレルヴォ物語」)

著者等紹介

トールキン,J.R.R.[トールキン,J.R.R.] [Tolkien,J.R.R.]
1892年1月3日、南アフリカのブルームフォンテーンに生まれる。第1次世界大戦に兵士として従軍した後、学問の世界で成功をおさめ、言語学者としての地位を築いたが、それよりも中つ国の創造者として、また古典的な大作、『ホビットの冒険』、『指輪物語』、『シルマリルの物語』の作者として知られている。1972年に、CBE爵位を受勲し、オックスフォード大学から名誉文学博士号を授与された。1973年に81歳で死去

フリーガー,ヴァーリン[フリーガー,ヴァーリン] [Flieger,Verlyn]
メリーランド大学英文学部名誉教授。大学での専門は、J・R・R・トールキンの著作と比較神話学

塩〓麻彩子[シオザキマサコ]
1965年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科・英文学専攻(修士課程)修了。翻訳家、セラピスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

41
図書館本。『シルマリルの物語』に代表される「中つ国」の原材料となっている、フィンランド民話「カレワラ」から、「クレルヴォ」の物語をトールキンが再話しているもの。本編は短く、むしろ解説の方が長いんじゃないかと思えるくらいだったが、確かに『シルマリル』につながる原点のようなものは色濃く感じられた。トールキン作品を極めたい方向けか。★★★☆☆2017/10/22

ワッピー

19
トールキンが世界創造、特に言語面でのインスピレーションをフィンランドから受けているという注釈を目にして以来、気になっていたテーマです。フィンランドの民間伝承を集大成した叙事詩カレワラの1エピソードに若き日のトールキンが大きな感銘を受けて、クエンヤ言語創造、「フーリンの子ら」のトゥーリンのモデルになったのがクッレルヴォだったことを示す草稿がこうして翻訳されたことは快挙です。トールキンの再話は原典の荒々しさ、素朴さが薄れて、中世の魔法物語のような洗練を感じます。ストーリーにやや混乱があるのはカレワラ編者の ⇒2021/12/09

mahiro

13
トールキンの若い頃書いた未完の作品クレルヴォ物語(クレルヴォはカレワラに登場する人物)を中心に彼の作品世界がどのようにして構成され広がって行ったか、未発表の書簡やメモなどを通して考証している、これはもうトールキン世界を愛してやまない人向けの本。カレワラの世界、フィンランド語が彼の作ったクウェンヤ語やシルマリルの物語に及ぼした影響…私は『トールキン旅の始まり』の映画を脳裏に思い浮かべながら読んだ、カレワラも好きな世界だ口頭で伝わって来たのはユーカラのようでもある。2021/09/09

マキト

2
ここからトールキンの世界観の原点がある事が分かる作品。物語というよりは学術研究書みたいな作品。2017/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11577466
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。