出版社内容情報
ダイバシティ・マネジメントの基本的な定義や理論をはじめ、様々な問題を網羅する本邦初の専門書。
目次
序章 本書の目的、構成、想定する読者
第1章 今起こりつつある変化
第2章 ダイバシティとパフォーマンス
第3章 ジェンダー・ダイバシティ
第4章 ダイバシティと企業の戦略的行動
補章 仮説のまとめ
第5章 ダイバシティ・マネジメントの事例
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジャスミン
1
同じことが繰り返し書かれているところは重要。辞書的に使う。企業の担当者やダイバシティを生かそうとしている組織(多職種がチームで働く病院など)の担当者におすすめな本。2018/12/15
ふみ
1
収録されているアンケートを参考にしたく再読。米国のFortune1000企業の人事部に対する、ダイバーシティ拡大に向けた活動の費用対効果そしてパフォーマンスに与える影響を重点的に。 ダイバシティのメリットに目を向ける論者は取組の結果に着目し、デメリットを主張する論者は、結果にいたるプロセスにおけるコンフリクトに着目する傾向がある。また、同一の現象(例:あいまいさに対する許容度が上がる)についても、メリット論者は「柔軟性が高まる」と表現し、デメリット論者は「恣意性が高まる」と表現する等の傾向がみられる2013/05/08
ふみ
1
ソリューションの製造直販やってる手前、PPTお絵かきを理論で強化いたしたく、従業員の多様性が企業のパフォーマンスに与える影響に関する実証研究を紐解く。乱暴にまとめると、構成員の多様さはことルーティンワークの場においては、コンフリクト要因となり生産性を低下させる(コスト>メリット)が、一方でグループに多様な価値観や問題解決のアイディアをもたらすことから、業務内容が高度で複雑さを増すほどに効果を増大させる。つまり、平社員の多様化以上に、管理職以上特にトップマネジメントの多様化は重要性が高いという結論でFA?2013/04/30
ともひさ
0
分厚い本・・・内容を理解するまでには時間がかかりそう。2009/01/21